多摩美と小田急電鉄が連携協力協定を締結 アート&デザインの力で地域活性化や生活環境向上を目指す

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2020/03/18 12:20

 多摩美術大学と小田急電鉄は、アート・デザインなどに関する教育・研究の充実、地域活性化・生活環境向上への活用の推進のために、連携協力協定を締結した。

 両者はこれまでも、新宿中央公園において小田急電鉄が企画する参加型イベント「Candle Night @ Shinjuku Central Park」の開催にあたり協同しており、多摩美術大学の学生が企画やオブジェ制作、運営などに参画することで、アートやデザインを活用した街の活性化に取り組んできた。

 今回、連携協力協定を締結することで、連携の深化を図り、小田急電鉄のブランディングの強化や新宿をはじめとした小田急沿線の地域活性化などを目指す。

 なお、同協定に基づく最初の取り組みとして、2020年4月から、多摩美術大学の八王子キャンパスで開講する所属学科や学年の枠を超えて、横断的研究や社会的課題に取り組むプロジェクト型科目(PBL:Project Based Learning)に小田急電鉄が参加する。新宿のまちづくりに関してアートやデザインの視点で課題に取り組む講座を設け、年間を通じて研究と実践する取り組みを推進する。

連携協力事項

  • 人材育成や教育活動に関すること
  • 地域活性化・生活環境向上に関すること
  • その他、同協定の目標を達するために必要な事項
協定締結式の様子(左:学校法人多摩美術大学 理事長 青柳正規氏/右:小田急電鉄株式会社 社長 星野晃司氏)

協定締結式の様子(左:学校法人多摩美術大学 理事長 青柳正規氏/右:小田急電鉄株式会社 社長 星野晃司氏)