環境変化による肌トラブルを分類し、パーソナルにケア必要度を予測 ポーラが環境注意報を肌分析技術に導入

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2020/04/13 16:45

 ポーラは、これまでに蓄積した肌データと環境データを掛け合わせ、環境変化によって起こりやすい肌トラブルを3つに分類し、昨年リニューアルした同社のパーソナライズドサービスブランド APEX(アペックス)の肌分析技術に、新たに「環境注意度」と「環境ケア必要度」の予測を導入する。

 新技術では、同社がこれまでに蓄積した肌データと環境データをかけあわせ、環境変化によって起こりやすい肌トラブルを、以下の環境くすみ・環境ニキビ・環境敏感の3項目に分類。ひとりひとりの居住地域の環境変化と肌分析結果に応じて、3項目のトラブルにおける「環境ケアの必要度」をパーソナルに予測することを可能にした。

環境くすみ(関係する環境変化:気圧、UV(日照時間))

 気圧低下により自律神経の乱れなどが原因で血行不良を引き起こすと、肌の明るさの低下につながる。また、日照時間が長くなることでUVが糖化物AGEsの生成を促すことにより、肌のくすみが進行すると考えられる。

環境ニキビ(関係する環境変化:マイクロダスト、UV(日照時間))

 マイクロダストにより角層の肥厚が起こると、毛穴がつまり、ニキビの発生につながると考えられる。また、日照時間が長くなることでUVによる皮脂の酸化が促進され、ニキビが悪化すると考えられる。

環境敏感(関係する環境変化:マイクロダスト、乾燥)

 マイクロダストにより肌が炎症状態に陥りやすくなり、未熟な角層となる。また、空気が乾燥することで角層バリア機能が低下し、肌が敏感に傾きやすくなると考えられる。

※マイクロダストとは、排気ガス・工場の煙・チリ・ホコリなどのPM2.5、黄砂、タバコの煙、花粉などを総称してポーラが付けた名称

 今回の新技術により、環境が肌に与える影響を考慮した、パーソナルなお手入れの提案が可能に。たとえば、同じ肌分析結果であっても、居住地域の環境が違えば備えておくべきケア内容は変わり、また同じ地域に住んでいても、ひとりひとりの肌の特徴によって受ける影響が変わるという。

 環境予報が追加されることにより、アペックスの肌分析結果の内容も進化。肌データの移り変わりを2年分蓄積できるスマートフォン用「肌ログアプリ」の内容も、さらに充実する。

アペックス肌分析結果 店頭接客用タブレット画面
アペックス肌分析結果 店頭接客用タブレット画面
スマートフォン用アプリ画面
スマートフォン用アプリ画面
居住地域の環境注意予報表示画面
居住地域の環境注意予報表示画面

 主な変更点は下記のとおり。

月ごとの「環境ケア必要度」を判定

 環境くすみ、環境ニキビ、環境敏感のケアの必要度が月ごとに判定され、それぞれグラフで表示される。(肌分析結果と、居住地域の環境注意度に基づき予測)

居住地域の「気圧」注意度が追加

 これまでの項目(乾燥、UV(日照時間)、マイクロダスト)と同じように、都道府県よりも細かい、アペックス独自の地域区分で気圧の注意度を判定。環境注意報は注意度低・中・高の三段階で表示される。

「環境変化」に関するケアアドバイスを通知

 「ライフスタイル」「栄養素」に加え、「注意すべき環境変化」のアドバイスが追加される。環境変化に関するアドバイスは、肌分析をした日の翌月から3ヶ月間の環境をふまえ、優先度の高いものから最大2つのケアポイントとして通知する。

 さらに、同アプリでは、肌分析結果やおすすめアイテム、ケア情報に加えて、毎月25日に居住地域の最新の環境注意報をプッシュ通知やトップページで通知可能に。また、フィッティング結果や気圧の注意度など、きめ細やかなお手入れアドバイスまで確認できるようになる。