ニールセンデジタルは、動画コンテンツの利用状況と意識を分析し、結果を発表した。
スマートフォンアプリ以外からの利用も含めると、インターネット利用者のうちの30%が有料動画サービスを利用していることがわかった。
日本の有料動画サービス市場においてはもっとも利用率が高いのは「Amazon Prime Video」であり、「Netflix」と「Hulu」が後に続く。利用率がここ数年で大きく増加した「Amazon Prime Video」と「Netflix」はサービス認知の増加率も高く、「Amazon Prime Video」は2018年からサービス内容認知が18ポイント増加し、「Netflix」では11ポイントの増加となった。
実際に各サービスに対する消費者のイメージに注目すると、当初「Amazon Prime Video」は「海外のコンテンツが充実」していることが上位を占めていたが、昨年と比べると若年層においては「日本のコンテンツが充実」しているイメージに大きな増加が見られた。同じく「Netflix」でも「日本のコンテンツが充実」しているは10代では+9ポイント、20代でも+5ポイントの増加が見られた。
本調査は2020年3月6日~9日にかけて実施。パソコン、従来型携帯電話、スマートフォン、タブレットのいずれかのデバイスを通して月1回以上インターネットを利用している日本全国の15才(高校生)以上の男女、約3,000人を対象に調査を行った。