「バーチャルマーケット」第5回開催決定 ティザーサイト公開、企業出展申込も開始

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2020/05/18 06:00

 VR/AR領域における大型イベントの企画・制作・宣伝などを行うHIKKYは、2020年4月29日から12日間、バーチャルリアリティ(VR)空間上で「バーチャルマーケット4」を開催した。

 次回「VIRTUAL MARKET5」は、2020年12月19日(土)から2021年1月10日(日)まで開催することが決定。ティザーサイトを公開し、企業出展申込を開始した。一般出展申込も6月9日から始まる。次回からはイベント名を英字に変更し、より世界規模のイベントへの発展を目指す考え。

 バーチャルマーケットは、バーチャル空間上にある会場で、出展者と来場者がアバターなどのさまざまな3Dアイテムや、リアル商品(洋服、PCなど)を売り買いできるイベント。そのほか、バーチャル空間上で乗り物に乗ったり、映像を見たり、来場者間でコミュニケーションを楽しむことなどが可能となっている。VR機器やPCから気軽に誰でも参加することができ、開催期間中は24時間運営されていることから、日本だけでなく世界中から来場者が集まっている。

 前回のイベントでは、さまざまな出展企業による“初”の試みが行われた。自動車業界から初出展したアウディ ジャパンは、日本未発売の電気自動車「e-tron」の試乗体験ブースを展開(①)。ファッション業界から出展の三越伊勢丹ホールディングスでは、販売員が自宅からバーチャルで接客を行った(➁)。

 今回3度目の出展となったセブン&アイ・ホールディングスでは、実在する東京千代田二番町店を再現した店内で、スクウェア・エニックスの人気ゲーム「ニーア オートマタ」のキャラクターの3Dアバターなどを販売した(③)。

 また、パナソニック コネクティッドソリューションズ社は展望台を設置。会場内の盛り上がりエリアを確認できる自社の技術「在籍検知技術」と「シースルーデバイス」を提供した。

 そのほか、ウルトラマンのオフィシャルショップ「ウルトラマンワールドM78」(ベネリック)やガンダム(日本HP)もワールド内に出現。合計43企業と、1,400サークルの一般出展者がブースを構えた。