「monoAI xR CLOUD」カスタマイズ可能なバーチャル空間で10万人規模のイベント実施可能に

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2020/07/06 06:00

 monoAI technology(モノアイテクノロジー)は、バーチャル空間内で10万人規模の同時参加による大規模カンファレンス・展示会・イベントを実現可能な、マルチデバイス対応のバーチャル空間構築プラットフォーム「monoAI XR CLOUD(以降、xR CLOUD)」の提供を開始した。

サービスイメージ
大規模な同時接続による展示会、セミナーなどのイベント活用イメージ
大規模な同時接続による展示会、セミナーなどのイベント活用イメージ
バーチャルストアやバーチャルショールーム活用イメージ
バーチャルストアやバーチャルショールーム活用イメージ

 同プラットフォームは、同社が大規模な同時接続を必要とするゲーム業界向けのエンジン開発で培った自社技術により、10万人以上の大規模同時接続を可能とするバーチャル空間開発ソリューション。企業独自のカスタマイズによるバーチャル空間を構築し、展示会、イベント、大規模カンファレンス、仮想即売会など、さまざまな仮想化サービスの実施を支援する。

 また、マルチデバイス対応しており、スマートフォンからPC、タブレット、VRデバイスでも動作するため、より多くの利用者に仮想空間を展開可能。MMOPRG用のゲームエンジン開発で培った独自技術は、数万人から10万人規模の同時接続でもスムーズなコミュニケーションを可能とし、バーチャル上の大規模なイベント開催を可能にする。また、ゲームエンジンUnity向けにSDKの提供も行い、多くの開発者が容易にXR CLOUDに必要なコンテンツやアバターを制作、バーチャル空間上への展開を可能にするという。

 先行して、NTTドコモやパルスへ導入されており、今後は大手企業、SIer、ネットサービス提供者への採用が予定されている。

 同ソリューションの主な特徴は次のとおり。

  • 大規模同時接続による仮想空間構築が可能。数万から10万人規模の同時接続が可能。
  • マルチプラットフォーム。VRデバイス、スマートフォン、PCへの仮想空間同時展開が可能。
  • オープンプラットフォーム。Unity向けSDKを提供、誰でも自由にモデルデータの制作が可能。
  • 企業のニーズに応じた自由なカスタマイズ。独自のシーン、仮想空間デザイン、イベント開催が可能。