シャープ製AIoT家電の利用データをJ:COMに提供 アプリ連携で稼働状況確認や家電操作が可能に

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2020/09/03 06:00

 シャープの子会社であるAIoTクラウドは、独自のAIoTプラットフォームを活用し、ケーブルテレビ会社であるジュピターテレコム(以下J:COM)とサービス契約を結んだユーザー宅で利用されているシャープ製AIoT家電(テレビ、エアコン、空気清浄機、冷蔵庫)の利用データをJ:COMに提供開始した。これにより、J:COMのホームIoTサービス「J:COM HOME」の利用者は、「J:COM HOME」アプリでAIoT家電の稼働状況を確認できるほか、「J:COM HOME」アプリからシャープのスマートライフアプリ「COCORO HOME」を起動して、AIoT家電を操作することもできるようになった。

 また、AIoTクラウド、シャープ、J:COMは、経済産業省の「LIFE UPプロモーション」に参画し、生活データを活用したサービスの利用契約を行った消費者に対し、インセンティブを提供する。

 “AIoT”はシャープの登録商標で、AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット)を組み合わせ、あらゆるものをクラウドの人工知能とつなぎ、人に寄り添う存在に変えていくビジョンのこと。

 データ提供によるサービスの詳細は、次のとおり。

シャープ製AIoT家電の利用データをJ:COMが運営する「J:COM HOME」に提供開始

 J:COMが運営するホームIoTサービス「J:COM HOME」で、自宅で利用しているシャープ製AIoT家電の稼働状況を、外出先から確認することができるように。

シャープのスマートライフアプリ「COCORO HOME」とJ:COM「J:COM HOME」アプリの連携が可能

 シャープAIoT家電の操作をしたいときは、「J:COM HOME」アプリの家電表示画面から「COCORO HOME」アプリを起動して容易に操作することができる。

 また、「J:COM HOME」サービス加入前に詳しい内容を確認したり、サービス加入後に設定を変更したりしたいときは、「COCORO HOME」アプリのサービスリストから容易に「J:COM HOME」サービスへつながる。