DX時代のコミュニケーション課題を解決 ADKクリエイティブ・ワンが提供する「ONE ONLINE」とは

DX時代のコミュニケーション課題を解決 ADKクリエイティブ・ワンが提供する「ONE ONLINE」とは
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2021/03/12 08:00

 編集部が注目のクリエイティブ関連サービスを紹介していく本コーナー。今回は、ADKクリエイティブ・ワンが開発・提供する「ONE ONLINE」をピックアップ。同社でアクティベーションプロデュース業務に携わる久嶋一嘉さんと宗田義久さんにお答えいただきました。

――まずは御社の事業概要について教えてください。

クリエイティブおよびプロモーション領域における、プランニングから制作までの提案・実施をワンストップで提供する、総合クリエイティブ会社です。課題解決のパートナーとしてクライアント企業と併走し、戦略立案からクリエイティブアイデア開発、制作プロデュース、アウトプットまでをワンストップで実現します。

――2021年2月に提供を開始されたオンラインサポートサービス「ONE ONLINE」にはどういった特徴があるのでしょうか。

ONE ONLINEは、ADKクリエイティブ・ワンが独自に開発したウェブシステム・API・アプリなどを活用し、クライアントのコミュニケーション課題をスピーディかつ効果的に解決するオリジナルソリューションです。なかでも特徴は、弊社ならではの付加価値を含めたパッケージプランを用意している点です。

今回第1段として提供を開始するソリューションは、こちらの3つです。

  1. ONE ONLINE EVENT SYSTEM:オンラインでのイベント開催を、簡単かつリーズナブルに実現できるパッケージ型サービス。
  2. ONE ONLINE SMART REMOTE CONTROL:360度カメラで撮影し、ショールームやショップ空間を3Dデジタル化することで、リアル空間をオンラインで体験できる、次世代型ヴァーチャルショールームパッケージ。
  3. ONE ONLINE WEB AR SYSTEM:タブレットやスマホのブラウザを通して、3DCGで再現された商品をユーザーが好きな場所に配置して閲覧できるシステム。

たとえば「ONE ONLINE EVENT SYSTEM」では、集客からレポーティングまでを一元化することが可能です。また「ONE ONLINE SMART REMOTE CONTROL」や「ONE ONLINE WEB AR SYSTEM」では、スピーディかつリーズナブルなだけではなく、バーチャル空間内での体験デザインや各種クリエイティブを制作することができます。

ONE ONLINE SMART REMOTE CONTROLのイメージ画像
ONE ONLINE SMART REMOTE CONTROLのイメージ画像

ADKクリエイティブ・ワンの総合力を活用することで、クライアントの課題解決に寄与しながら、生活者視点で魅力的なソリューションとして提案できることがポイントです。

――ONE ONLINEの提供を開始した経緯や、工夫した点などについて教えてください。

2020年の初頭から始まったコロナ禍を受け、生活が大きく変化し、生活者の消費行動や意識もさらに多様化が進みました。また、あらゆる分野においてDX化が急速に進み、現在でも革新が進んでいます。それにともないクライアントの課題も日々変化しており、提供するサービスの中身に関しても、これまで以上にスピーディな進化が求められているように感じています。

私たちが携わっているマーケティングにおけるアクティベーション領域でも、いままでの手法にとらわれない柔軟な施策を打ち出す必要であると考え、社内横断プロジェクトを発足。コミュニケーションプランナーやアクティベーションプロデューサー、クリエイティブプロデューサーなど、多種多様なスキルを持つメンバーが集まり開発を進めました。

とくに意識したのは、専業の会社やベンチャーが次々と参入している本領域において、総合クリエイティブ会社ならではの付加価値をどのように付けていけるか、という点です。そのうえで、クライアントの課題解決を行うためにはどうしたらいいかといった視点や、生活者の具体的な使用シーンなどを想定し、有用でワークするソリューションとなることを目指して開発しました。

また先ほど挙げたような時代の変化に的確に対応するべく、生活者調査や海外の先進事例をもとに求められるソリューションの一歩先を想定し、開発に臨んでいます。

――ONE ONLINEをこれからどのようなサービスに成長させていきたいですか?

これからは、オンラインでのコミュニケーションがこれまで以上に当たり前となり、さらに、リアルとオンラインが意識されないほどに融合していくのではないかと考えています。こういった変化に対応すべく、オンライン上での企業と顧客のコミュニケーションをより進化させるようなサービスや、また、AR/VRといったテクノロジーを融合させたxRを活用した開発も進めています。

今後も世の中の情勢をいち早く察知しながら、「顧客が喜ぶ体験デザイン」に寄与するソリューション開発・事例構築を行い、より高度で幅広いオリジナルソリューションの提供拡大を目指していきたいと思います。