企業とクリエイターがPinterestを有効活用するための勘所――“安全でポジティブ”な場所を目指す意義とは

企業とクリエイターがPinterestを有効活用するための勘所――“安全でポジティブ”な場所を目指す意義とは
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2022/12/12 08:00

 アイデアを画像や動画で検索できるビジュアル探索プラットフォーム「Pinterest」。今年2022年6月には日本における広告事業をスタートしたことでも注目を集めたPinterestには、毎月4億人以上のユーザーがアクセスしている。そんなPinterestならではの特徴や活用するときのポイントなどについて、Pinterest コンテンツ&クリエイター部門で日本責任者をつとめる舩越貴之さんに話を聞いた。

アイデアやインスピレーションを届けるプラットフォーム

――まずは舩越さんのご経歴からお聞かせください。

私は2018年に、ビジュアルで探索できるプラットフォームという点に興味と将来性を感じ、Pinterestに入社しました。当初は、日本でより多くの人にPinterestを使っていただくことに注力していましたが、徐々にコンテンツの拡充に活動の軸足が移っていき、現在はコンテンツを提供してくださるクリエイターを支援するチームを担当しています。

Pinterestに入社する以前はGoogleに長く勤めており、AdSenseやYouTubeのチームに所属していました。前職から変わらず、インターネットで発信する方々が持続的に活動するための、マネタイズも含めたエコシステムを広げるような仕事に携わり続けていることになります。

――Pinterestにはどういった特徴がありますか?

我々はPinterestを、ビジュアル探索プラットフォームと定義しています。たとえば、「今日の夜ご飯は何にしよう」「明日は何を着て出かけようかな」「今度の休みはどこに旅行しよう」「家の建て替えはどんなデザインが良いだろうか」など、さまざまなタイミングでアイデアを探すシーンがあると思います。そういったときにPinterestは、インスピレーションを届け、生活の中でそれらを実現していく体験を提供することができます。何かをしたい、または何かを買いたいけれど、具体的に何をするのか、何を買うのかはまだ決まっていない。そういったふわっとした状態から実際のアクションに至る段階まで、ユーザーひとりひとりへパーソナライズされたインスピレーションを通して「やってみたい!」と思うような新しいアイデアの発見につながる点が、ほかのプラットフォームと異なるユニークなユーザー体験であると自負しています。

 

意思決定をするかなり前の段階からユーザーとの接点をもつことができるため、次のトレンドも予測しやすい。そこで我々は、検索データなどの情報を分析し、翌年のトレンド予測をレポートする「Pinterest predicts」を、毎年12月に発表しています。トレンドを振り返るだけでなく、翌年を予測するレポートはユニークだと思いますし、実際に過去2年間で平均80%ほど予測も当たっています。

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