KDDIら、「渋谷5Gエンタメテック会議 Vol.2」を開催 前会議の構想から生まれたXRアート展も実現

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2019/11/07 11:40

 一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザイン、KDDIは、「渋谷エンタメテック推進プロジェクト」の第3弾として、2019年11月1日(金)より開催されるWHITE NIGHT WEEK SHIBUYAに合わせて、11月7日(木)にアーティストの宇川直宏氏を招き「渋谷5Gエンタメテック会議 Vol.2」を実施。また、11月8日(金)から10日(日)の3日間、「渋谷5Gエンタメテック会議 Vol.1」での構想をもとに生まれたXRで楽しむアート展「INVISIBLE ART IN PUBLIC」をSHIBUYA CAST.敷地内にて開催する。

 渋谷5Gエンタメテック会議は、音楽・アートといったエンターテインメント領域を中心に活躍している人達を交え、渋谷の街をアップデートするためのアイディアを生み出し、実証実験を通じて実際に渋谷にインストールしていく取り組み。9月に行われた「渋谷5Gエンタメテック会議 Vol.1」では、音のAR技術を活用した“渋谷の街をミュージックプレーヤにする”アイディアが生まれ、「Audio Scape」と名付けて渋谷の街に実装した。

 今回の登壇者にはアーティストの宇川直宏氏、KDDI ビジネスアグリゲーション本部アグリゲーション推進部 部長 繁田光平氏、Naohiro Yako氏、クリエイター集団のCEKAIを招き、それぞれの立場から5G時代の渋谷について、トークを繰り広げる。本会議を通じて生まれたアイディアはVol.1同様、渋谷の街にて実現されていく予定。

 また、渋谷5Gエンタメテック会議 Vol.1にて生まれたアイディアのひとつ、 “渋谷の街自体を美術館にできたら”という構想のもと、新しい実証実験も行う。「INVISIBLE ART IN PUBLIC」は、“「見えない」を価値に。”をコンセプトに、XRで楽しむことができるアート展。スマホやタブレットなどのスクリーンを通さないと見えないXRの制約を逆手に取り、街の姿を変えずに物理的制約から解放された作品を街頭に展開。日常生活に作品を溶け込ませることで、共生する世界観の中で、あらゆる人が作品を自由に観賞・評価・支援できるプラットフォームを目指す。11月8日(金)から10日(日)の3日間、SHIBUYA CAST.敷地内にて開催される。

 参加アーティストは、NEWVIEW AWARDS 2019のファイナリストで、本展のキービジュアルに起用されているKhayahさんを予定。

 今後も、渋谷エンタメテック推進プロジェクトでは、5G時代を見据えて、KDDIの有するテクノロジーとオープンイノベーションを組み合わせることで、渋谷の街をエンターテインメントとテクノロジーでアップデートしていく。

 なお、本コンテンツの配信プラットフォームは、VR/MRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」を採用している。