モリサワは、Mizkan(以下、ミツカン)のぽん酢ブランド「味ぽん」の発売開始60周年の節目に合わせてオリジナルフォント「味ぽんフォント」を開発した。
今回開発したオリジナルフォント「味ぽんフォント」は、今年で発売60周年の節目を迎える「味ぽん」がこれからも愛され続けるブランドであるために、世界観を守り、より強いブランドにしていくことを目的として、企画、制作されたもの。ブランドを象徴する商品ロゴの文字をベースとし、ひらがなの95文字に加え「味ぽん」「ぽん」のロゴをフォントとして制作した。親しみやすさやあたたかみのある文字の印象はそのままに、モリサワのUD(ユニバーサルデザイン)フォント「UD新ゴ」の漢字と混植しても違和感がなく、味ぽんフォントとしての特徴が伝わるようにデザインされている。
味ぽんフォントは、味ぽん発売60周年記念企画として制作されたLINEスタンプや一部関係者の名刺などにすでに使われており、今後もさまざまな使用先が検討されている。
Mizkan マーケティング本部 コミュニケーション戦略部デザインチーム 山田英子氏 コメント
味ぽんフォントを作ろうと思ったきっかけは、社内から「名前入りの味ぽんのデザインを作れないか」という相談を受けたことでした。その時は外部のデザイナーさんにお願いし対応したのですが、今後フォントがあれば統一された世界観で、スピーディーに安く対応できるのではと考え、モリサワ様に相談しました。何度もディスカッションし、調整いただいたお陰で、味ぽんのキャラクターを存分に表現したフォントになったと思います。今年60周年を迎えた味ぽんは、「お客様の声を形に」をテーマにさまざまな取り組みを実施中です。今後より広く・深く味ぽんを愛していただけるような企画も検討中ですので、楽しみにしていただければと思います。