ライカカメラ、「ライカM11 グロッシーブラック」などを発売

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2024/11/23 10:00

 ライカカメラ社(以下、ライカ)は、M型ライカの現行機種、ならびに銘玉として名高いMレンズに艶やかでエレガントなブラックカラーを採用した新製品「ライカM11 グロッシーブラック」と「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH. グロッシーブラック」を発売する。

 いずれのデザインにも、ライカならではのタイムレスな機能美と細部に至るまでこだわりぬいたクラフツマンシップが宿る。レンジファインダーカメラである「ライカMシステム」は、ライカの代名詞的な存在。

 今回の新製品に採用された光沢感のあるブラックペイント仕上げは、ライカのクラシックなデザインをもっともダイレクトかつ強烈に印象づけるバリエーション。ブラックペイント仕上げのカメラは使い込むほどに長年愛用した証としてペイントが部分的に摩耗して真鍮素材があらわになり、まるで、その一台ならではのストーリーを物語る独特の風合いが次第に備わっていく。

 今回登場する「ライカM11 グロッシーブラック」は、M型ライカが誇る先進のカメラテクノロジーとクラシックなデザイン要素を融合させた逸品。真鍮製のトップカバー、操作部のダイヤル類、そしてメインスイッチに光沢感のあるブラックペイント仕上げが施されている。シャッターボタンの部分は光沢感のあるシルバークローム仕上げで、筆記体の「Leica」の文字がトップカバーに刻印されており、クラシックなM型ライカを彷彿とさせる。さらに、シャッタースピードダイヤルとISOダイヤルには細かな綾目模様のクロスローレット加工が施されている。本体正面には赤いロゴをあえて配していない。

 今回は、光沢感のあるブラックペイント仕上げを施した「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH. グロッシーブラック」も同時に登場する(カメラとレンズは個別での販売)。「ライカM11 グロッシーブラック」とマッチする仕上げのレンズは、クラシックレンズ「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH.」がベースとなっており、圧倒的な明るさと描写力、そして独特なボケ味を備える。

 今回登場するブラックペイント仕上げのバージョンでは、距離目盛のフィートの数字にレッドカラーを採用している。ラウンド型レンズフード、フロントキャップ、リアキャップが付属し、これらにも光沢感のあるブラックペイント仕上げが同様に施されている。

 さらに、「ライカMシステム」を彩る上質なカウハイドレザーを使用したアクセサリー : 長さの調節が可能なキャリングストラップ、ライカM11用プロテクター、ライカMレザーシステムバッグの3種類に新色のトープが加わる。

 「ライカM11 グロッシーブラック」および「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH. グロッシーブラック」は、ライカストア、ライカオンラインストア、ライカブティックおよびライカ正規特約店にて2024年11月29日(金)発売予定。