月に1回以上マンガを読む20代~40代男女の6割以上が、電子媒体でマンガを読んでいる/双葉社調査

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2024/12/19 07:30

 双葉社は、月に1回以上マンガを読む20代~40代の男女を対象に「マンガの利用実態」に関する調査を実施した。調査結果から、マンガの利用頻度や媒体選択の傾向、読書シーンなどが明らかとなった。

背景

 近年、デジタル化の進展に伴い、多くのコンテンツがオンラインで提供されるようになった。とくにデジタルネイティブ世代である若年層を中心に、「いつでもどこでも楽しめる」利便性がコンテンツに求められており、「マンガ」も紙からデジタル形式へと利用媒体が移行しているものと考えられる。そこで、多様なジャンルの作品が読めるマンガ配信サイト「webアクション」を運営する双葉社は、月に1回以上マンガを読む20代~40代男女を対象に「マンガの利用実態」に関する調査を実施した。

8割以上が週に1回以上マンガを読む

 「どのくらいの頻度でマンガを読むか」を尋ねる設問への回答では、1位が「毎日」で34.2%、2位が「週に2~3回」で29,6%、3位が「週に1回」で18.1%という結果になった。1位~3位までの回答を合計すると回答率80%を超えた。

7割以上が月1,000円未満でマンガを楽しむ

 「月にどのくらいの金額をマンガに使っているか」を問う設問への回答では、1位が「無料」で33.5%、2位が「500円未満」で21.8%、3位が「500円~1,000円未満」で18.4%という結果になった。

電子媒体で読む人が6割以上

 「電子媒体と紙媒体、主にどちらの媒体でマンガを読んでいるか」を尋ねる設問では、「電子媒体」が66.2%、「紙媒体」が33.8%となった。

電子媒体利用の理由は「費用」と「利便性」

 おもに電子媒体でマンガを読んでいると回答された人に「普段マンガを読む際に電子媒体を利用する主な理由は何か」を尋ねる設問への回答では、1位が「無料の作品や安価な作品があるため」で65.3%、2位が「いつでもどこでも読めて便利なため」で62.6%、3位が「購入が簡単で手間がかからないため」で41.6%という結果になった。

紙媒体利用の理由は「質感」と「コレクション性」

 主に紙媒体でマンガを読んでいると回答された人に「普段マンガを読む際に紙媒体を利用している理由は何か」を尋ねる設問への回答では、1位が「読み返したいときにすぐ手に取れるから」で56.3%、2位が「紙の質感や本をめくる感覚が好きだから」で47.3%、3位が「コレクションとして手元に残したいから」で42.0%という結果になった。

マンガを読むシーンは「休日にリラックスしているとき」が最多

 「どのようなシーンでマンガを読むことが多いか」を尋ねる設問への回答では、1位が「休日にリラックスしているとき」で70.1%、次いで2位が「休憩時間やスキマ時間」で66.5%、3位が「就寝前」で45.6%という結果になった。

調査概要
  • 調査期間:2024年11月20日~11月21日
  • 調査対象:月に1回以上マンガを読む20代~40代の男女
  • 調査人数:331名
  • 調査方法:インターネット調査
  • モニター提供元:RCリサーチデータ