モリサワは、フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」のウェブフォントにおいて、フォントを配信するためのプロジェクト情報を別のプロジェクトへ簡単に引き継げる機能を新たに追加し、より効率的なウェブサイトの制作、運用を実現した。
通常、フォント配信用の埋め込みコード(CSSコード)は、Morisawa FontsのWebプロジェクト設定よりプロジェクトごとに指定される。そのため、プロジェクトの変更が発生した際は、新たなCSSコードをウェブサイト上で再設定する作業が必要であった。しかし今回の「プロジェクト引き継ぎ機能」を利用することで、埋め込みコードを含むフォント情報やドメインをプロジェクト間で簡単に引き継げるようになり、ウェブサイトを効率的に運用できる。
ウェブフォントを自身が管理する別プロジェクトで使用する場合はもちろん、制作委託先がウェブサイトをサイトオーナーへ納品するケースなど、ほかの顧客へプロジェクトを移行する際の作業も円滑に進むため、ウェブフォントがさらに利用しやすくなる。