GMOインターネットは、GMOインターネットグループが持株会社体制に移行したことにともない、インターネットインフラ事業部門をGMOアドパートナーズ株式会社に統合し、社名を「GMOインターネット株式会社」として、新たな体制で始動する。
GMOインターネットは、これまでGMOインターネットグループ株式会社が展開していたインターネットインフラ事業の強固な収益基盤と、GMOアドパートナーズ株式会社が展開していたインターネット広告・メディア事業のそれぞれの強みを最大限に活かし、「すべての人にインターネット」というコーポレートキャッチのもと、関わるすべての人に「笑顔」と「感動」を届け、新たな価値創造に挑戦していく。
新体制始動にともない、GMOインターネットでは、企業ブランドドメイン「.gmo」を採用したコーポレートサイトを公開した。
GMOインターネットの企業理念
GMOインターネットは、「すべての人にインターネット」というコーポレートキャッチのもと、持続可能なインターネットの可能性を追求し、イノベーションを通じて新たな価値創造で社会に貢献する企業を目指す。
また、生成AIの急激な進化に象徴されるAI時代においては、技術の進化や社会のニーズの変化を的確に捉えて柔軟に対応するとともに、スピード感を持って常に時代の先頭を走る“フロントランナー”であり続けることを追求する。
統合の背景と目的
昨今、AIやテクノロジーの進展にともない、インターネットインフラ、インターネット広告・メディア市場は大きな変化を迎えている。このような環境下で持続的な成長を遂げるには、経営資源の最適化や技術革新に迅速に対応する体制の構築が必要となる。
GMOインターネットは、ドメイン登録サービス「お名前.com byGMO」をはじめとする、インターネットインフラ事業で培ってきた実績と、多様な顧客ニーズに対応してきたインターネット広告・メディア事業の強みを融合し、以下の取り組みを進めていく。
- 市場環境の変化に柔軟に対応したスピード経営
- 最先端テクノロジーを活用した新商品の開発
- 安定した収益基盤の源泉となるストック型商材開発の加速
- 経営資源の統合による効率化
- 資本強化とステークホルダーへの安定したリターンの実現
統合の意義
GMOインターネットは、GMOインターネットグループのインターネットインフラ事業部門と、GMOアドパートナーズが展開していたインターネット広告・メディア事業を統合し、 以下の4つの強みを活かしたサービスを提供していく。
1.広告事業の強みがインフラ事業の成長を支援
広告事業のマーケティング力を活用することで、インフラ事業の顧客基盤をさらに拡大し、収益性を強化する。
2.インフラ事業のストック型ビジネスモデルを広告事業に展開
インフラ事業が持つ強固なストック型ビジネスモデルは、安定的な収益を生む基盤。このノウハウを広告事業に応用することで、収益力の強化、長期的な収益を見込める新商材を開発する
3.AI技術による新サービスの創出
GMOインターネットグループは「AIで未来を創るNo.1企業グループ」 を目指し、AI技術の研究・開発を推進している。その中でも同社では、生成AIのプラットフォームを支える最先端の技術力を活かし、次世代型のターゲティングや顧客体験の向上を実現するデジタルマーケティングやクリエイティブ領域の開発に取り組んでいく。
4.個の強みを最大限に発揮する組織
GMOインターネットグループの全パートナーは、夢・社会に果たす役割などのミッション、それを成し遂げるための事業戦略を明文化した「スピリットベンチャー宣言」を共通の言語として大切にしている。共通の大きなビジョンを掲げ、異なる文化、組織、多様性のある人財、個々の強みを相互補完し、人的資源、技術的な資源の最適活用に取り組んでいく。
GMOインターネットが提供する主なサービス
インターネットインフラ事業
ドメイン事業
- お名前.com byGMO
クラウド・ホスティング事業
- お名前.com レンタルサーバー
- お名前.com デスクトップクラウド
- ConoHa byGMO
- GMO GPUクラウド
アクセス(プロバイダー)事業
- GMOとくとくBB
- GMO BIZアクセス
インターネット広告・メディア事業
インターネット広告事業
- GMO SSP
- TRUEアフィリエイト byGMO
- ビジネスコンシェルジュ powered by お名前.com
インターネットメディア事業
michill byGMO
企業ブランドドメイン「.gmo」を採用
GMOインターネットでは、コーポレートサイトのドメインに企業ブランドドメイン「.gmo」を採用している。
「internet.gmo」は、GMOインターネットのビジョンそのものであり、インターネットの未来を創造し、誰もがその可能性を最大限に活かせる世界を目指す象徴となる。
2026年から、企業ブランドドメインを含む新しいgTLD(一般トップレベルドメイン)の申請開始に先立ち、企業ブランドgTLD「.gmo」の活用を通じて、新gTLDの認知向上を啓蒙していく。