noteは、Googleの高性能AIモデルGeminiを活用した新機能の開発を開始する。クリエイターの創作活動を支援するツールと、企業向けの炎上防止ツールなどを2025年2月以降に順次提供予定。
クリエイター向けの機能ではnoteの記事編集画面からGeminiが利用できるようになる。これにより、クリエイターはアイデアを膨らませたり、よりよい表現方法を追求したり、自分にしかできないクリエイティブな活動に打ち込むことができる。
企業向けには、企業経営における重大な課題である炎上を事前に防止するツールや、コンテンツ分類ツール、リコメンドツールなどを、Geminiを用いて強化し、メディア企業をはじめとした多様な企業への提供を目指す。
noteはGeminiの高度なAI技術を駆使したあらたな機能開発を通じて、クリエイターの創作支援、企業の課題解決を推進し、「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」というnoteのミッション実現を目指す。
クリエイターの創作を、もっと自由に、もっと楽しく
noteの記事編集画面からGeminiを使うことで、クリエイターの創作活動をより強力にサポートする。たとえば以下のようなことができるようになる。
- アイデアを膨らませたい:記事のテーマやキーワードから、関連するアイデアやワードを提示。記事の着想をスムーズにサポートする。
- 文章をまとめたい:長文の要約や構成案を提案し、明確で伝わりやすい文章作成が可能。
- もっとよい表現をみつけたい:入力された文章に対して、より適切な言葉や洗練された表現を提案する。
- 文章の校正・校閲をしたい:誤字脱字や文法ミスのチェックに加え、不適切な表現や誤解を招く可能性のある内容も確認できる。
企業の情報発信を強力にサポート
noteでは、企業向けにもAIを活用した機能提供を行っている。法人向け高機能プランnote proの利用企業には、リスクのある投稿を事前にチェックし注意喚起する機能を提供してきたが、この機能をさらに強化し、より高度なリスク検知を実現する予定。
くわえて、note内でこれまで培ってきたコンテンツ分類やリコメンドの技術にも、Geminiの高度な自然言語理解能力を活用していく。将来的には、note株式会社の子会社でAI領域における開発を進めるnote AI creativeを通じて、外部サービスへの有償提供も視野に入れて検討していく。
Gemini導入の背景
noteは、AIをクリエイターの創造活動を支援するツールと位置づけ、これまでもさまざまな取り組みを行ってきた。今回、Googleの最新AIモデルGeminiを導入することで、クリエイターの創作のサポートをさらに強化し、企業の情報発信における炎上リスクなどの課題を解決することを目指す。
(Google および Gemini は Google LLC の商標/このプレスリリースはGeminiを活用しながら作成した)