フォントワークスは、藤田重信氏が手掛ける和文の新書体「筑紫Fヴィンテージ明朝 RT(Regular Thin)」をリリースした。また、和文書体「フォントワークス 筑紫オールドゴシック」の新ウエイトL(Light)、EL (Extra Light)も追加する。
新書体 筑紫Fヴィンテージ明朝について
フォントワークス 筑紫ヴィンテージ明朝シリーズの4書体目となる筑紫Fヴィンテージ明朝は、「繊細」「躍動」「優雅」3つのキーワードをもとにしてできた明朝体。
従来の筑紫ヴィンテージ明朝の漢字の細い部分をより薄く、細く見えるように処理をし繊細さを表現している。また、自筆のペン書きフォルムによる仮名デザインで手書きの躍動感を、引き締まったフォルムと細く長く伸びやかなストロークで優雅さを表現している。文字の大きさの違いにより、S(スモール)とL(ラージ)の2種類がある。
筑紫オールドゴシック、新たに2ウエイト追加
フォントワークス 筑紫オールドゴシックに新たにEL (Extra Light)とL(Light)の2ウエイトが追加される。
筑紫オールドゴシックは、藤田重信氏が2014年に、金属活字時代に存在していたかのようなゴシック体をイメージしながら設計した、新しい書体。漢字や仮名の引き締まったふところ、伸びやかなハライ、筆の名残りを感じる豊かな抑揚が、凜々しく言葉を語る。
2024年9月にリリースしたR(Regular)、M (Medium)、D(Demi Bold)、E(Extra)に続き、今回EL、Lが追加され、全8ウエイトを持つファミリーとなった。
新書体 筑紫Fヴィンテージ明朝L RT、筑紫Fヴィンテージ明朝S RT、および筑紫オールドゴシック EL/Lはフォントワークスが提供する年間定額制フォントサービスLETS Leading Edge Type Solution「フォントワークスLETS」、「学生向けフォントワークス LETS」および、ウェブフォントサービス「FONTPLUS (フォントプラス)」にて、追加料金なく利用可能。