東急および東急電鉄は、DX推進の一環として、「東急・東急電鉄公式サイト」を全面リニューアルした。
リニューアルした「東急・東急電鉄公式サイト」では、既存コンテンツであるニュースリリース、株主・投資家情報、採用情報といった企業情報に加え、東急線の運行情報や各駅情報などをよりわかりやすく伝えるほか、東急グループ各社が展開する事業・サービスや東急線沿線を中心とした「まち」に関する情報も発信。グルメ・ショッピング・暮らしなど、東急線沿線での生活シーンに寄り添い、新たなまちの魅力発見につながる情報やコンテンツを随時発信することで、愛着をもって選び続けてもらえるまちづくりを実現する。
また、今後、東急線沿線を中心に所在する東急グループ施設で開催される最新のイベント情報も掲載予定であり、“東急の魅力を届け、新しいまちや情報との出会いを楽しむためのプラットフォーム”をビジョンとして、ユーザーにとってより身近で、さらに便利で豊かな暮らしに繋がるウェブサイトを目指す。
東急では今年5月に、これまで以上にユーザーに密着し、変化・多様化を見据えた新たな価値を提案し続ける「リアルとデジタルの融合による次世代のまちづくり」をより強く推進していきたいとの考えから、「DXレポート」を発行した。東急電鉄においても、中期事業戦略(2024~2026年度)で、デジタルを活用した最適なサービス提案により新たな移動需要を創出し、顧客体験の向上と人と情報が行き交う豊かで活気ある地域社会の実現を掲げている。
今般のリニューアルは、東急のDX特別組織「URBAN HACKS」が中心となり、東急電鉄との共創で実施した。ユーザーの情報取得手段はデジタルへと大きくシフトしており、日常的に接触するスマートフォンなどのデジタル端末を通じた情報提供の重要性は高まっている。とくにスマートフォンでの閲覧・操作がしやすいデザインを採用した新しい「東急・東急電鉄公式サイト」を通じ、東急㈱グループ全体の顧客接点を拡充し、横断的な情報提供を実現する。今後も引き続き、デジタルの力を最大最適に活用して、ユーザー1人ひとりのリアルな暮らしや人生を育むサービスを展開し、ユーザーや東急グループの未来を創造するべく、取り組んでいく。

リニューアルした「東急・東急電鉄公式サイト」では、両社の企業情報のほか、東急線の運行情報や各駅情報などをよりわかりやすく伝えるだけでなく、東急グループ各社が展開する事業・サービスや東急線沿線を中心とした「まち」に関する情報も発信する。
リニューアルのおもなポイント
1.ページ構成の再編成
大きく以下の4つのページ構成に一新し、ユーザーの暮らしがより便利で豊かになる情報を発信する。
- 「まちを楽しむ」(東急線沿線の暮らしに関する情報コンテンツ)
- 「電車に乗る」(東急線に関する情報)
- 東急の企業情報(会社概要、ニュースリリース、株主・投資家情報、採用情報など)
- 東急電鉄の企業情報(会社概要、ニュースリリース、安全・環境への取り組み、各種方針など)

2.「まちを楽しむ」コンテンツの新設
「まちを楽しむ」では、東急線沿線を中心とした「まち」に関する情報として、グルメ・ショッピング・暮らしなど、東急線沿線での生活シーンに寄り添い、新たなまちの魅力発見につながる情報やコンテンツを発信。「URBAN HACKS」内の「東急公式サイト編集部」が中心となり、随時新たな記事を制作・公開予定であり、東急線沿線の魅力をさまざまな角度から発信することで、愛着をもって選び続けてもらえるまちづくりを実現する。また、本年夏頃からは、東急線沿線を中心に所在する東急㈱グループ施設で開催される最新のイベント情報も掲載予定で、新しいまちや情報との出会いを楽しむためのプラットフォームとして、移動需要とまちの賑わいの創出を目指す。

3.すべての人が使いやすいウェブサイトへ
とくにスマートフォンでの閲覧・操作がしやすいデザインを採用し、東急線の情報についてはアクセス数が多いページに移動しやすいようにリニューアルした。さらに、トップページにおける運行情報は視覚的に確認しやすい表示にし、各駅情報もデザインを刷新することで、駅構内図やバリアフリー設備といった情報がより見やすくなった。また、あらゆるユーザーにとって使いやすいウェブサイトを目指し、今後もウェブアクセシビリティ対応を積極的に進め、WCAG2.2のレベルAAを目標とする。
