トヨタ・コニック・プロは、大阪・関西万博期間中に大阪市が主催する「御堂筋みちの未来体験EXPO」の一環で、御堂筋エリアを巡る観光サービス「OSAMPO(おさんぽ)」へAI音声ガイド「CONIQ AI GUIDE」を提供した。



OSAMPOは、TOYOTA歩行領域BEV「C+walk」を活用し、“散歩感覚”での移動とAIガイドコンテンツの掛け合わせによって新たな観光体験を提案するもの。今回は「OSAMPO in Art Walk御堂筋」として、5日間で計88名が乗車。参加者はみちに描かれたフラワーカーペットを巡りながら、御堂筋沿いの歴史や建造物、街に関する豆知識などを得て、エリアの魅力を満喫できる観光音声案内が用意された。また、クリエイティブカンパニー“ヘラルボニー(HERALBONY)”による、Art Walk御堂筋に合わせたアートラッピング仕様のC+walkにより、御堂筋の周遊を促す観光サービスを実施した。
「CONIQ AI GUIDE(仮称)」は、トヨタ・コニック・プロとAtlasが共同開発を進めている。スマートフォン端末の位置情報と連動した音声ガイドや、特定エリアに特化したAIによる質問回答をおこなうコンシェルジュ機能を搭載するほか、管理画面(ダッシュボード)から事業者自身がコンテンツ編集できるノーコード対応を特徴とする。これにより、低コストかつ容易に地域や施設ごとに最適な観光ガイドコンテンツの制作・提供が可能となる。


今後は、パーソナルモビリティや自動車向け機能の追加も予定されており、観光促進や地域活性化の新たなソリューションとして、多様な事業者のニーズに対応していく計画である。