定額制動画視聴サービス利用75.5%、月額利用は51.9% アマゾンプライムが最多/MMD研究所調査

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2020/05/25 05:00

 MMD研究所は、コロプラが提供するスマートフォン向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」にて共同調査を行い、第28弾として「動画視聴に関する実態調査」を実施。スマートフォンを所有する15歳~69歳の男女2,212人を対象に2020年4月24日に調査を行った。

 同調査結果の詳細は、次のとおり。

動画視聴の認知度は92.3%、内容理解は75.2%

 動画視聴サービスについて聞いたところ、「現在も利用している」が49.0%と最多となり、続いて「だいたいどんなものかわかるが、利用したことはない(利用を検討するまでに至っていない)」が15.3%、「言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容はよく知らない」が9.6%と続いた。

 これを認知から現在利用までのファネルで表すと「認知」が92.3%、「サービス名認知」が82.7%、「内容理解」が75.2%となり「現在利用」は49.0%となった。

定額制動画視聴サービスの利用状況は75.5%、利用上位はAmazon Prime Video、Netflix、Hulu

 動画視聴サービス利用者(n=1,083)を対象に、定額制動画視聴サービスの利用状況について聞いたところ、「定額制動画視聴サービスを利用している」が75.5%、「利用している定額制動画視聴サービスはない」が24.5%となった。

 これを性年代別で見ると、男性で利用が多かった年代は30代が83.8%、次いで40代が82.2%となり、女性で利用が多かった年代は50代が77.6%、次いで40代が73.7%となった。

 定額制動画視聴サービス利用者(n=818)を対象に、現在利用している定額制動画視聴サービスを聞いたところ(複数回答可)、「Amazon Prime Video」が44.3%ともっとも多く、次いで「Netflix」が15.9%、「Hulu」が12.6%となった。

 動画視聴サービス利用者(n=1,083)を対象に、現在月額料金を払って利用している定額制動画視聴サービスの利用状況について聞いたところ、「月額料金を払って動画視聴サービスを利用している」が51.9%、「月額料金を払って利用している動画視聴サービスはない」が48.1%となった。

 これを性年代別で見ると、男性で利用が多かった年代は30代が65.7%、次いで40代が58.9%となり、女性で利用が多かった年代は20代が57.4%、次いで50代が50.0%となった。

 月額料金を払って定額制動画視聴サービスを利用している人(n=562)を対象に、利用している定額制動画視聴サービスを聞いたところ(複数回答可)、「Amazon Prime Video」が54.4%ともっとも多く、次いで「Netflix」が19.0%、「Hulu」が13.2%となった。

サービス利用のきっかけ上位は在宅時間の増加、初月無料などのキャンペーン、見たい作品の追加

 月額料金を払って定額制動画視聴サービスを利用している人(n=562)を対象に、現在有料で利用している定額制動画視聴サービスを利用したきっかけ(複数回答可)を聞いたところ、「家にいることが増えた」が23.1%ともっとも多く、次いで「初月無料などのキャンペーンをしていたから」が20.5%、「見たい作品が追加されたから」が19.9%となった。

 続いて、定額制動画視聴サービスを利用している理由(複数回答可)を聞いたところ、「作品数、コンテンツが多いから」が42.7%ともっとも多く、次いで「月額料金が安いから」が41.8%、「作品ジャンルが広いから」が23.7%となった。

調査概要
  • 調査期間:2020年4月24日
  • 有効回答:2,212人
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:15歳から69歳のスマートフォンを所有する男女
  • 設問数:7問