不動産賃貸領域におけるDXを支援するGMO ReTechは、不動産管理会社向けDXプラットフォーム「GMO賃貸DX入居者アプリ」のUIをリニューアルするとともに、新たに「FAQ」機能を追加したことを発表した。
「GMO賃貸DX 入居者アプリ」は、チャット機能や掲示板機能など不動産管理会社・入居者間のコミュニケーションをアプリ上で一元管理できる不動産DXアプリ。不動産管理会社の負担軽減・業務効率化をコンセプトに開発された。
2021年1月に「GMO賃貸DX 入居者アプリ」が提供開始してから1年以上が経過し、今よりもさらに使いやすく、ひとりでも多くの入居者が気軽に手に取れるよう、シンプルでスッキリしたデザインを追求し、今回のUIリニューアルに至った。
また、新たに不動産管理会社がチャットボット形式で入居者向けによくあるお問い合わせを提示でき、問い合わせ件数の数値化やカテゴリ分けができる「FAQ」機能も追加。これにより、不動産管理会社への問い合わせ数の減少や業務効率化、入居者の満足度向上にさらなる貢献をしていく考え。
重要な情報がひと目で分かるようにトップの視認性を大幅向上
トップ画面は、パッと見たときに何がどこにあるのか瞬時に把握できるような配置へ一新。直感的なUIへアップデートを行ったため、これまで以上に使いやすく、重要な情報がわかりやすくなった。アプリを使い慣れない人でも安心して快適に利用することができる。
チャットボット形式で入居者の問い合わせに対応できる「FAQ」機能追加
今回新たに追加されたFAQ機能は、不動産管理会社が入居者から問い合わせを受けることが多い質問や回答をアプリ上にまとめ、チャットボットのようにチャット形式で課題解決に導くシステム。
FAQの質問は全部で300種類以上のテンプレートが用意され、質問内容や回答をイチから作成する手間を省くことができる。これにより、不動産管理会社の担当者は業務負担を軽減でき、売上アップにつながる業務に集中できるようになる。
さらに、不動産管理会社は上記の管理画面内で入居者からの問い合わせ件数を数値化し、「参照数」「解決数」「未解決数」の3カテゴリに分類することが可能。入居者が抱える課題や疑問を定量化できるようになるため、どのようなことに悩み・問い合わせが多いのか把握・分析し事前に対策を打つことも可能となるとのこと。