Zero-Ten(ゼロテン)は、Beaconを利用した位置情報プラットフォーム「pinable(ピナブル)」を開発・提供するスイッチスマイルと、両社における事業強化・拡大を目指すために、資本・業務提携したことを発表した。
ゼロテンは、パブリックアートやデジタル映像、イベント企画運営、グラフィックデザインなどさまざまなかたちのクリエイティブ制作を手がけている。また、グループ会社のZero-Ten Parkが運営するプロジェクト創生型ワークスペース&コミュニティ「The Company(ザ・カンパニー)」は国内外で店舗展開を進めており、これまでに構築したグローバルネットワークならびにワークシェアの仕組みによって、メンバーにとって利便性の高いワークスペースを提供するとともに、入居企業同士や外部企業とつなぐビジネスマッチング事業「Connected (コネクテッド)」を推進している。
スイッチスマイルが提供する「pinable」は、従来のGPSやWi-Fiなどのエリア的な位置情報プラットフォームではなくBeaconを使用することで、よりピンポイントな位置情報を利用した広告やマーケティング分析のソリューションを提供するPOI(Point of Interest=興味・関心の高い)位置情報マーケティングプラットフォームである。
ゼロテングループにとって同提携は、The Companyの入居企業から選抜した投資事業であるとともに、純粋な投資にとどまらない事業支援を提供することを意図。ゼロテンの斬新なクリエイティブ制作のノウハウと、The Companyの幅広いネットワークを活用し協業することで、スイッチスマイルのプラットフォーム開発の付加価値を高め、事業展開を加速する事を目指す。