AIデザインDXのガラパゴスが経営体制強化 取締役会設置および社外取締役・社外監査役・顧問が就任

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2020/09/03 07:00

 スマートフォンアプリサービスの制作・運営やAIを使ったデザインサービスを提供するガラパゴスは、中嶋淳氏、守屋実氏が社外取締役、海野慧氏が社外監査役、遠藤功氏が顧問に就任したことを発表した。

 同社は、2020年8月27日開催の臨時株主総会において、取締役会設置会社への移行、社外取締役および社外監査役の選任を決議。同移行により、ガバナンス態勢を強化し、経営の効率化と持続的かつ健全な事業成長を目指していく考え。

 また、今回顧問に就任した元ローランド・ベルガー会長の遠藤功氏に、「AIR Design」事業拡大の加速化へのサポートを行ってもらうとのこと。

 各人のプロフィールは次のとおり。

社外取締役 中嶋淳氏

 1989年電通入社。各種企業コミュニケーション立案業務ののち、1994年からインターネットビジネス・スペシャリストとして100社以上のマーケティング・事業戦略立案、サービス/ブランド構築に携わる。2000年、インスパイア創業直後から合流。事業会社に対する新規事業コンサルティング、ベンチャー企業へのインキュベーションを担当。

 2006年5月アーキタイプ設立、代表取締役に就任。アーキタイプベンチャーズ代表取締役兼任。

社外取締役 守屋実氏

 1992年ミスミ入社、新規事業開発に従事。2002年新規事業の専門会社エムアウトをミスミ創業者の田口氏と創業、複数事業の立上げおよび売却を実施。2010年守屋実事務所を設立。新規事業創出の専門家として活動。ラクスル、ケアプロの立上げに参画、副社長を歴任後、博報堂、サウンドファン、ブティックス、SEEDATA、AuB、みらい創造機構、ミーミル、トラス、JCC、テックフィード、キャディ、フリーランス協会、JAXA、セルム、FVC、日本農業、JR東日本スタートアップなどの取締役など、内閣府有識者委員、山東省人工知能高級顧問を歴任。2018年にブティックス、ラクスルを、2ヵ月連続で上場に導く。

社外監査役 海野慧氏

 立命館大学 国際関係学部卒業。2007年よりじげんの創業期に参画。営業、企画、マーケティングなどの職務領域において事業の立上げ及び拡大に営業責任者、事業責任者として従事。2013年、28歳にて取締役就任、東証マザーズへ上場。上場後は経営企画部門にてM&Aの推進を遂行。証券会社、人材業界向けSaaS事業会社、エンタメ事業会社、海外子会社などの代表を歴任。またNTTドコモ社とのオープンイノベーションとして協業事業の立ち上げなどを行う。

 2019年退社後、CarpeDiemを創業。主にスタートアップ企業向けの組織事業のコンサルティングや経営者向けのコーチングを展開。

シナ・コーポレーション代表取締役。早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機、複数の外資系戦略コンサルティング会社を経て、現職。

 2005年から2016年まで早稲田大学ビジネススクール教授を務めた。2020年6月末にローランド・ベルガー会長を退任し、7月より「無所属」の独立コンサルタントとして活動。多くの企業のアドバイザー、経営顧問を務め、次世代リーダー育成の企業研修にも携わっている。

 良品計画社外取締役。SOMPOホールディングス社外取締役。ドリーム・アーツ社外取締役。マザーハウス社外取締役。NTTデータアドバイザリーボードメンバー。