三菱総研DCS、ユーザービリティテストがモルガン・スタンレー証券オンライン店舗のUI/UX検証に採用

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2019/07/26 13:35

 三菱総研DCSは、システムインテグレーターとして、よりユーザー満足度の高いサービスやシステムを提供するため、UXデザインへの取り組みを強化しており、独自のサービスを拡充している。今回、チャットやメールで投資相談ができる三菱UFJモルガン・スタンレー証券の投資窓口オンライン店舗「MUFGテラス」に、ユーザビリティテストサービスが採用された。

 同社のこれまでの主な取り組みは下記のとおり。

体制の強化

2018年10月よりUXデザインの専門グループを組成。ビジュアルデザインなどさまざまな要望に応えられるように、幅広い協業先や連携先との関係を築いている。また社内の開発者に対してはUXデザインの研修を定期的に開催し、UXデザインからシステム開発をワンストップで提供できる環境づくりに努めている。

ユーザビリティテストのサービス化

UXデザインでは必要に応じて素早く何度も仮説・検証を行うことが重要と捉え、ユーザビリティテストをサービスとして体系化した。

取り組みの一環としてサービス化したユーザビリティテストは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が提供しているオンライン店舗「MUFGテラス」のUI/UX検証において採用された。

 DCSは使いやすさだけでなく、アクセスするまでのユーザーの行動や、連携している他のシステムとの関連性も含めて、テストの流れを設計。また、システムインテグレーションのノウハウを活かし、サービスインまでの短期間で対応可能な改善策をレポートにまとめた。

MUFGテラスの画面
MUFGテラスの画面

 同社は今後、サービス創出のための調査・分析、ワークショップ、フロントエンドの新技術導入に注力し、よりよいサービスを提供していく。またUXデザインとシステム開発をワンストップで提供できる環境づくりを継続的に推進し、システムインテグレーションとUXデザインの力を融合して、ユーザーのサービス創出を支援していく。