旭化成は、デジタルトランスフォーメーション(以下「DX」)のさらなる加速を目指し、デジタル共創ラボ「CoCo-CAFE」を東京都港区にオープンした。
同社グループは、DX推進をさらに加速するためには、社内外の知恵を“Connect”し、価値を共創していくことが極めて重要であると認識しているという。同施設では、マーケティング、R&D、生産技術各部門のデジタル人財を集結させ、社内外の交流を促進し、DX基盤の強化とビジネスの創出を目指す。具体的には次のような活動の場としていくとのこと。
挑戦・共創の場
同社グループのデジタルプロフェッショナル人財とビジネスリーダーが集いビジネスの創出に挑戦し、また産学官のさまざまな社外のパートナーとの共創の場として活用していく。
デジタル技術の高度な活用・検証・体験の場
サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたデジタルツイン環境を整備し、海外の工場を日本から遠隔で運転支援するなど、デジタルを活用した新しいビジネススタイルを開発・検証していく場に。また、デジタル技術を用いたさまざまなデモ装置を設置しそれを体験することで、新たな価値につながるアイデアを創出する。
DX人財育成の場
同社ではDXの推進においては、デジタルプロフェッショナル人財の育成だけでなく、全従業員へのDX教育が重要であるとも考えていることから、同社グループ内の人財を「旭化成DXインターンシップ」として同拠点に受け入れ、教育を実施することにより、DX人財を計画的に育成・拡充していく。