クラウドオフィス「RISA」を運営するOPSIONは、アップデートにより新機能を追加したことを発表した。
同クラウドオフィスは、リアルなオフィスの代替を目的とした、アバターやバーチャル空間を活用した新しいワークプレイス。ちょっとした雑談機会や相手の様子の察知など、テレワーク環境で失われた、ひとつの居場所を共有する体験を離れていても実現するサービスで、通常のPCのブラウザ上で動作することができる。
同アップデートによる新機能の詳細は、次のとおり。
ステータス表示機能
右上のニコちゃんマークをクリックするとアバター上のアイコンが緑や赤に変化。緑は通話可能、赤は通話不可を表わしており、相手の状況を可視化する。また、隣の椅子アイコンは離席中を表しており、休憩中などでの利用を想定している。
一言コメント機能
画面中央下の吹き出し口へコメントを入力すると、アバター上に表示される(最大20文字)。その日の気分や周りに伝えたいことなど、ステータス表示だけでは伝えられない情報を文字で伝達できる。
これらのアイコン表示と文章の組み合わせにより、リアルオフィス以上のカジュアルなコミュニケーションが可能になるとのこと。
今後追加予定の機能
- メガホン機能(オフィス全体に一斉アナウンスができる機能)
- 発話者を判別する機能
- アバターモーションの追加 etc...
利用イメージ
オフィス内には大きなエリアが6つあり、エリアごとに、たとえば「人事部」「総務部」「経理部」などのように役割を決めて、部署ごとやチームごとで利用できる。また、各エリアの中にパーテーションで区切られた会議室が3つずつあり、その中で個別に音声通話やチャット、画面共有を行なえる。アバターによる移動で実際にオフィスにいるような体験が可能だという。