チームラボとKDDI、スマホで蝶を捕まえコレクション図鑑をつくる展覧会を東京・銀座で開催

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2021/06/28 05:00

 アート集団チームラボとKDDIは、東京・銀座の「GINZA 456 Created by KDDI」(以下、GINZA 456)にて、「捕まえ、観察し、解き放つ」をコンセプトに、自らの身体で探索し、発見し、捕まえ、そして、自ら捕まえたものをきっかけに興味を広げていくことを主眼とした「GINZA 456&チームラボ:捕まえて集める境界のない群蝶」を開催する。会期は2021年6月30日(水)から8月22日(日)までで、チームラボとKDDIによる、「通信」のチカラと「創造性」で想像を体験に変えていくプロジェクトの第2弾。

 5Gがもたらす世界は、ボーダレスな世界だと考えている。世界との境界や、言語の境界、リアルな世界とデジタルな世界の境界がなくなっていくと予想される。そのような未来を体験してもらうために、両社はこのプロジェクトを開始した。

 今までは、肉体がある世界はリアルな世界、そしてスマートフォンのなかの世界はデジタルの世界とわかれていた。しかし、5Gがもたらすボーダレスな世界は、リアルな世界とデジタルな世界との境界がなくなっていくといえる。

 今回、「GINZA 456」で展示する《捕まえて集める境界のない群蝶》は、「捕まえ、観察し、解き放つ」をコンセプトに、自らの身体で探索し、発見し、捕まえ、そして、自ら捕まえたものをきっかけに興味を広げていくことを主眼とした新しい学びのプロジェクト。アプリ「GINZA 456&teamLab」を使い、探索し、さまざまな種類の蝶を捕まえ、観察し、自分のコレクション図鑑をつくっていく。蝶は、肉体がある世界とスマートフォンのなかの世界を、境界なく行き来する。

 GINZA 456で6月27日(日)まで開催中の第1弾「GINZA 456&チームラボ:Walk, Walk, Walk Home」に続いて開催される。

展示作品

捕まえて集める境界のない群蝶 / Catching and Collecting Flutter of Butterflies Beyond Borders

teamLab, 2021, Interactive Digital installation, Endless, Sound:Hideaki Takahashi

 「捕まえ、観察し、解き放つ」をコンセプトに、自らの身体で探索し、発見し、捕まえ、そして、自ら捕まえたものをきっかけに興味を広げていくことを主眼とした新しい学びのプロジェクト。スマートフォンのアプリを片手に探索し、さまざまな種類の蝶を捕まえ、観察し、自分のコレクション図鑑をつくっていく。

 森には、様々な蝶が住んでいる。蝶に触れると、逃げていく。

 アプリ「GINZA 456&teamLab」をダウンロードし、アプリのカメラで空間を羽ばたく蝶を見て「観察の矢」を放つと、現実の空間に「観察の矢」が飛んでいく。「観察の矢」が当たると、空間からその蝶は消え、自分のスマートフォンに入る。観察した蝶の情報は、アプリの図鑑にコレクションされていく。

 捕まえた蝶を、アプリのカメラで見えている場所に投げ込むと、リリースされ、その場所に戻る。

 コレクション図鑑は、同じ蝶でも、捕まえれば捕まえるほど、より詳しい情報が書き込まれていく仕様となっている。