アントレース(以下、UNTRACE)は、広告クリエイター、アパレルセールス、起業家、漫画家らが手を組み、法人化したことを発表した。
同社は、東京のアパレル、アート表現、技術、漫画などの日本カルチャーを組み合わせ、新しい表現に挑戦していくためのクリエイティブコレクティブ。広告クリエイター、アパレルセールス、起業家、漫画家など多方面の業界で活動するクリエイターたちが集合する。それぞれが自分のプロフェッショナル領域を持ち、そのスキルをシェアすることで、固定概念にとらわれない柔軟なアウトプットを目指す。
社名のUNTRACEは、過去の常識やルール、既成概念をトレースせずに、本質的なアウトプットを目指す集団という想いが込められているという。
同社は、法人化以前の2020年3月より、機能性にこだわったクリエイターのためのワークツールをはじめとしたオリジナルプロダクトを開発し、オンラインで販売を開始。11月には初のリアル販売となる中目黒 蔦屋書店でのPOP UPストアを開催。ほかにも、企業や日本の工芸技術とのコラボレーション、上海ファッションウィークへの進出など、活動の幅を広げてきた。
今後、プロダクト事業ではアジア市場でも販路を増やし世界進出を狙っていくほか、広告クリエイティブを含む4つの事業領域を軸に新たな表現を生み出していくとのこと。
4つの事業領域でクリエイティブを提供
BRANDING|ブランディング事業
企業やブランドが持つ本質的な価値と向き合い、手法にとらわれないアウトプットで、強みと価値を世の中に浸透させるブランディング施策を企画・実践。
CRAFT|プロダクト事業
時代によって変化していく衣食住での機能性を考え、アパレルを中心に道具の新しい価値をデザインし、国内外で展開。
CONTENT|コンテンツ事業
漫画/ウェブコミックの制作・プロデュース、XR/VRなどのインタラクティブな体験やデジタルコンテンツに渡るまで、ジャンルに縛られずにユーザーの心を動かすコンテンツ企画・制作。
PLACES|空間デザイン事業
目的を達成するための機能性から考え、インターフェースとユーザー体験をデザインし、五感で楽しめる空間の企画・制作。