オープンエイト、ビデオブレインに「スピーチダイジェスト」機能 AI文字起こしのテロップ編集が容易に

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2021/10/18 06:00

 オープンエイトが提供するビジネス動画編集「Video BRAIN(ビデオブレイン)」は、音声データ解析によって発話内容を自動で字幕化できたり、使いたいシーンをドラッグ&ドロップするだけでダイジェスト動画が容易に作成できたりするスピーチダイジェスト機能をアップデートした。

 長尺のセミナー動画などを丸ごとアップロードできる最大20ギガまでの大容量素材への対応や自動翻訳機能も備えるなど、ダイジェスト動画の作成を強力にサポートする機能が拡充されている。

ダイジェスト動画 

アップロードすると自動文字起こし

 プレゼンテーションやセミナーを収録した動画素材をアップロードすると、音声データの解析により、句読点が打たれ、文節が分けられた文字起こしが自動生成される。発話内容の全文書き起こしが表示されるので、言い回しを調整したり長いコメントを要約するなど、その場で直接修正することも可能となっている。

ドラッグ&ドロップでダイジェスト動画をスイスイ作成

 区点単位で動画が切り分けられ一覧表示されているので、使いたいシーンをドラッグ&ドロップで、誰でも容易にダイジェスト動画を作成することができる。字幕がすでに入っているため、このまま完成することもできるほか、編集機能を使って図や資料などを挿入したり、オープニングタイトルやBGMをつけたりすれば、プロクオリティの動画コンテンツを作成することができる。

最大20ギガの素材に対応

 今回のアップデートにともない、セミナーや決算説明会を収録した動画など尺が長く容量も大きい素材を丸ごとアップロードできるよう、最大20ギガまでの素材へ対応。Video BRAINでは最大60分の長尺動画の編集ができるため、ストリーミング配信したセミナーコンテンツをオンデマンド用に編集したいなどのニーズなどに幅広く応える。

ワンクリックで自動翻訳

 日本語から英語の自動翻訳機能を備え、字幕をはじめとするテキスト要素についてワンクリックで英語に切り替えることができるように(対応言語順次拡大予定)。顧客インタビューのダイジェスト動画などをワンクリックで英語字幕に変換することができ、グローバル向けのコンテンツ作成が格段にスピーディになった。なお、自動翻訳機能はスピーチダイジェストだけではなくVideo BRAINで編集されるすべての動画ファイルで利用することが可能とのこと。