合同会社DMM.com(以下、DMM)は、Japanese Style VRシューティングゲーム『BOW MAN』をOculus Riftストアでリリースしたことを発表。本ゲームは、DMM.com VR研究室が初めて手がけたゲームとなり、3Dアバターを読み込んでプレイすることができる。
2018年12月よりDMM.com テクノロジー本部のR&D部門として発足されたDMMのVR専門チーム、DMM.com VR研究室は、CTOの直下で、VR領域をはじめとしたxR領域におけるリサーチと開発を行っている。
今回のBOW MANに関しては、DMMとして「世の中の最先端を取り入れ、VRゲームを遊ぶ体験をカジュアルに共有し盛り上がれる世界を作りたい」という想いから始まった、VR研究室による特別プロジェクトとなる。
BOW MANの概要
トゥーンシェーダーで描かれる江戸日本のビジュアルを背景に、弓矢を用いて次々と現れる的や敵を射抜く、カジュアルなVRシューティングゲーム。さらに、VERSUS MODEでは世界中のBOW MANプレイヤーとオンラインで決闘を楽しむことができる。
本ゲームではVRアプリケーション向けの人型3Dアバター規格「VRM」を採用しており、ゲームを通してアバターを用いたゲームプレイを行うことが可能。VRM形式のアバターを持っているプレイヤーは直接VRMファイルを読み込み、好きなアバターでゲームをプレイすることができる。これにより、SOLO MODEにおいてはゲームを遊んでいない第三者も、外からプレイヤーがどういう場所でどんなプレイをしているのかを観戦することが可能となる。
また、これまで複数アプリが必要だったアバターを用いたゲーム配信をBOW MANと画面キャプチャアプリのみで実現できる。
今後は、アバター機能のさらなるアップデートとともに、BOW MANのマルチデバイス対応を進めていく。ユーザーが複数のゲームやアプリをまたがって同じアバターを使用できるアバター機能は、その仕組みをサードパーティのデベロッパー向けにSDKとして提供すべく、さらに開発を進めていく予定。