Adobe(本社:アメリカ・カリフォルニア州、以下アドビ)は、2019年度第3四半期(2019年6月1日から2019年8月30日)の決算を発表した。
第3四半期の業績ハイライト
- 2019年度第3四半期の収益は過去最高となる28億3,000万ドル、前年同期比24%増となった。
- デジタル メディア分野の収益は19億6,000万ドル、前年同期比22%増。うちクリエイティブ分野の収益は16億5,000万ドルに拡大し、Document Cloudの収益は3億700万ドルを達成。デジタル メディア分野の年間経常収益(ARR)は当四半期末時点で78億6,000万ドルに拡大し、前四半期比3億8,600万ドルの増加。クリエイティブ分野およびDocument CloudのARRは、それぞれ68億7,000万ドル、9億9,300万ドルに拡大。
- デジタル エクスペリエンス分野の収益は8億2,100万ドル、前年同期比34%増。
アドビの会長、社長兼CEOであるシャンタヌ ナラヤン(Shantanu Narayen)氏は次のように述べている。
「あらゆる業界の企業がビジネスや働き方の変革、創造的アイディアの実現のために引き続きアドビを必要としており、第3四半期の業績にそのことが示されています。当社の前には素晴らしい機会があり、今後も売上、利益ともに力強い成長を達成できると考えています」
また、アドビのエグゼクティブバイス プレジデント兼CFOであるジョン マーフィー(John Murphy)氏は、「第3四半期も再び、過去最高の収益を達成できました。特筆すべき業績は、収益が前年同期比24%成長したこと、サブスクリプション収益が好調なこと、営業利益の拡大です」と述べている。