Liftoff 、モバイルクリエイティブにおけるレポート発表 プレイアブル広告が主流フォーマットに

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2022/04/20 06:00

 モバイルアプリマーケティングとリターゲティングプラットフォームを提供するLiftoff Mobileは、モバイルクリエイティブインデックスレポートを発表した。同レポートでは、ゲーム、Eコマース、ファイナンス、エンターテインメントの4つの主要アプリカテゴリにおけるマーケティングパフォーマンスの傾向を調査し、バナー、インタースティシャル、プレイアブル、ネイティブ、動画の5つの主要な広告フォーマットについて、CPI、CPA、ROASの指標を分析している。

 同レポート内容の概要は、次のとおり。

ポストIDFA時代のクリエイティブ戦略の必要性

 2021年が「プライバシー保護」の年であったとすれば、2022年は広告クリエイティブの卓越性を示す年になる。iOS におけるIDFAの利用制限や、Androidにおける同様のプライバシー施策が講じられたことで、アプリマーケターは、新しいオーディエンスにリーチするためのより優れた、より適切なクリエイティブを打ち出すことが求められる。

ゲームアプリにおけるフォーマット別の傾向

 フォーマット別では、プレイアブル(アプリ内課金をする前にユーザーがプレイできるインタラクティブ型の広告)が圧倒的な低CPIとなっており、マーケターにとってもっとも魅力的なフォーマットといえる。バナー広告のCPIは2.82ドルで、ROI(費用対効果)としては第2位となっている。動画とインタースティシャルはその中間に位置し、CPIはそれぞれ4.26ドルと4.67ドルで同程度に。それぞれの広告フォーマットはもちろん、コンバージョンレートやファネル下位の指標を見て、キャンペーンのパフォーマンス全体を最適化する必要がある。

ゲームアプリのプラットフォーム比較:広告フォーマット

 プラットフォーム別に見ても、プレイアブルは低CPIで、バナー広告が続く。広告費はいずれのプラットフォームでも同じように推移している。すべての広告フォーマットにおいて、Androidの方が低コストに。iOSにおけるバナー、インタースティシャル、プレイアブルの各コストはAndroidの2倍以上を記録している。

ゲームアプリ:フォーマット別の月次CPIの変遷

 2021年1月から12月まで、プレイアブルは、バナーと同率だった9月と、iOS 15のリリース時期を除いて、一貫してもっとも費用対効果の高い広告フォーマットとなっている。このことから、プレイアブル(1.98ドル)、バナー(2.82ドル)は、高いコストをかけずにゲーム体験の可能性を最大限に引き出したいマーケターにとって、魅力的なフォーマットであるといえる。

Eコーマスアプリの傾向

 バナーはCPIが1.95ドル、CPA-購入が6.01ドルと、Eコマース分野ではもっともコストの低いフォーマットとなっている。インタースティシャルは、1インストールあたりバナーの2倍近くを記録している。

 1アクションあたりのコストは3倍以上、インストールからアクションまでの割合も18.9%と低いのが特徴。また、ユーザーの購入を重視する広告主にとって、バナーはもっとも低コストである。ITA(Install to Action)は32.42%と高く、もっとも価値のあるフォーマットといえる。ネイティブのITAは33.4%で最高値を記録している。

​エンターテインメントアプリの傾向

 全体のCPIはバナーが2.80ドル、インタースティシャルが3.23ドルと、広告フォーマット間で近い値となっている。iOSは、広告フォーマット全体でAndroidよりも高値を記録。バナー広告は2.80ドルで、1インストールあたりの価値がもっとも高いフォーマットとなっている。

ファイナンスアプリの傾向

 iOSのバナーとインタースティシャルは、Androidのバナーの2倍以上のコストを記録。また、iOSネイティブのコストは3倍以上となっている。インタースティシャルは、iOSとAndroidの両方でバナー広告の約2倍のコストがかかる。Androidのネイティブ(2.61ドル)は、インタースティシャル(3.75ドル)よりもインストールあたりの価値が高いといえる。 全体として、バナー(1.95ドル)は、インストールあたりの価値がもっとも高いフォーマットだという。