ジクウは、メタバース空間でのイベント開催を容易に実現できるメタバースイベントプラットフォーム「ZIKU」において、新機能のアップデートを行った。
今回のアップデートでは、企業主催のオンラインカンファレンスやウェビナーなどを開催するのに、より適したブース外観やブース内観を新たに追加したのに加えて、ユーザーの多様な用途に応えるために展示点数を抑えた小さめのブース内観も追加した。
さらに来場者の利便性を高めるホールマップ内でのホール間移動の機能や、出展社側の接客効率を高める来場者一覧・ブース接客画面での検索機能も実装している。
「ZIKU」の概要
ZIKUは、3Dのイベント空間をアバターで歩けるメタバースイベントプラットフォーム。 来場者がアバターで会場内を自由に歩き回ることができるので、実際のイベントのような「偶然の出会い」や「リードの獲得」を可能にしている。
ZIKUでできること
- 実際のイベントに参加しているような体験を、メタバース空間で容易に実現。
- 来場者がアバターで会場内を歩き回り、さまざまなブースで説明員と会話することができる。
- 3Dの会場やブースはテンプレートが用意されており、デザインを選んでロゴや展示物をアップロードするだけでセットアップ可能。
- ブラウザだけで動作し、3D専用ソフトは不要。
アップデートのポイント
ブース外観、内観のバリエーションが増えたことで、より多様な用途で活用可能に
ブース外観は新たに2パターン追加され、計6パターン(各10色)のバリエーションに。従来のものよりもよりオープンなイメージの外観を用意することで、オンラインカンファレンスへの対応をしやすくした。
ブース内観には大ブースが追加された。大ブースは展示物がロゴを含めて33点と大規模な展示をしたい企業のニーズに対応している。また会場奥に講演スペースを設けており、同ブースひとつでウェビナーや小規模なオンラインカンファレンスも開催可能とのこと。
ブース内観には2種類の小ブースも追加された。小ブースは展示物がロゴを含めて8点と控えめな展示をしたい企業のニーズに対応している。小ブースはそれぞれ10色から選択可能となっている。
ホールMAPでホール間の移動が可能になり、来場者の回遊性が向上
これまでは複数のホールがあるイベントでは、ほかのホールへ移動する際、一度エントランスに戻る必要があったが、同アップデートにより、今いるホールから好きなホールやブースに移動することが可能となり、来場者の回遊効率が高まった。
来場者一覧、ブース接客画面に検索機能が追加され、接客効率が向上
自社のブースに訪問した人や、今訪問している人を企業名や姓名、メールアドレスなどで検索可能に。多くの人が来場している状況のなかで、特にフォローしたい顧客の状況をすぐに確認できるようになり、接客効率が高まった。