SaaS×Agencyでマーケティング支援事業を提供するリチカは、SaaSサービス「リチカクラウドスタジオ」にて20万本の配信結果をもとに、Facebook広告に特化した動画の広告フォーマットを大量に追加した。
リチカクラウドスタジオは、デジタル広告やSNS用途で、動画や静止画を量産、運用できる「運用型クリエイティブクラウド」。誰でも容易に配信面に最適化したクリエイティブを制作、検証、改善することができる。
近年、スマートフォンや5Gの普及により、デジタル広告の需要は増加している。しかし、デジタル広告を配信できる媒体は年々増加し多様化しているため、マーケティング担当者は動画広告の施策を導入したはよいものの、実際には目に見えた成果につながっていない、改善ができていないという現象が発生している。実際、同社が運営するマーケティング研究機関「RC総研」が200社のデジタル広告を調査した結果、92%の企業はクリエイティブを媒体に最適化できていないと明らかになった。
こうしたデジタル広告の課題を解決するため、業種・業界のあらゆる目的に合わせたフォーマットを制作する第1弾のリリースとして、Facebook広告専用フォーマットを開発。Metaと共同研究しているパートナーであるからこそ、Meta社が推奨するFacebook広告のクリエイティブ規定と過去のリチカクラウドスタジオで作られた動画広告20万本の配信データをもとに、同サービスでしか再現できないフォーマットを制作している。同サービス上に、同社の20万のデータとMeta社が推奨する規定をもとにしたフォーマットが追加されたことで、媒体に最適化したクリエイティブを誰でも容易に制作できることができる。
Facebook広告専用フォーマットの開発
Meta社の推奨規定に準拠
Meta社が推奨している規定「15秒以内の動画、大切なメッセージやブランド名を冒頭に表示、シンプルに伝える、正方形または縦長クリエイティブ、サウンドオフでも伝わる」をもとに、Facebook配信面に最適化するフォーマットを3ヵ月間かけて分析した広告フォーマットが複数追加された。
公式パートナー×400社以上の20万本の配信実績に基づいて開発
Metaビジネスパートナーの知見を最大限活用し、同社が提唱する、配信面が推奨するクリエイティブ規定にあわせて広告を配信する『デリバリーの最適化』という考え方をもとに広告フォーマットを複数追加した。
商材、目的特化のフォーマットを展開
リチカクラウドスタジオを契約している企業へのヒアリングをもとに広告フォーマットが複数追加された。Facebookフィード動画広告での最前線で得た知見をクリエイティブに反映している。
プラットフォームと連携
同社は、複数の媒体と連携をし、各種媒体の専用フォーマットの開発を進めている。現在は、Facebook、Yahoo!、Instagramと連携をし、メディア別配信結果を同社で分析し、各種媒体の専用のフォーマットをリチカクラウドスタジオで提供している。また現在、配信媒体の最適化を強化するために、各種媒体と連携することを近い将来で予定しているとのこと。