サンリオは、Gaudiyと資本業務提携し、ウェブ3.0分野において協業するプロジェクトを開始したことを発表した。
1960年に創業したサンリオは、「ハローキティ」をはじめとした450種類以上のオリジナルIPを中心として、リテール、エンターテイメント、ライセンス事業を行い、グローバルにエンターテイメント事業を推進している。
Gaudiyはブロックチェーンを中心としたデジタル技術を活用し、さまざまなパートナー企業と連携しながら総合エンタテインメント領域のDXを推進している。
サンリオは、過去60年間、ハローキティとアーティストとのコラボ企画や、ファン招待のバースデーイベントなど、多くのクリエイターとの協業や、ファンコミュニティを意識した取り組みを行ってきた。
ウェブ3.0により、企業から一方通行で提供されたコンテンツを楽しむ方法に加え、ファンと企業が一体となってコミュニティを盛り上げるこれまでとは違う楽しみ方が広がっていくことが予想されている。サンリオは、Gaudiy社と新しいコミュニティサービスを提供し、ファンにこれまでにない新たなコンテンツの楽しみかたを提案していく考え。
同協業により、サンリオが保有するキャラクター資産についてGaudiyの持つブロックチェーン技術を最大限活用し、キャラクターを通じた新たなファン体験およびエコシステムの構築を推進していく。
同協業の概要
両社は、次のような協業を検討している。
- サンリオが保有するキャラクター資産を活用したグローバル向けのキャラクターコミュニティサービスを2023年前半に展開
- Gaudiyが有するファンプラットフォーム「Gaudiy Fanlink」との連携
- Gaudiyが新規開発するメタバース事業などとの連携