DeNAは2015年よりオートモーティブ分野に参入し、「交通システム不全」という社会課題を「インターネット×AI」によって解決し、あらゆる人やモノが、安心・安全に移動できる世界を目指している。
今回のCEATECでは、2030年の未来の「まち」で実現が見込まれるエネルギーや交通・インフラなどのモノとサービスが一体化したソリューション・サービスを提案する企画展示「Society 5.0 TOWN」に「働き方改革タクシー/Zero Emission Cycle Vision」というテーマで初出展する。
働き方改革タクシー
2019年4月より働き方改革関連法が順次施行され、「働き方改革」はさまざまな業界にとって重要な経営課題として認識されており、タクシー業界も例外ではない。人手不足によるさまざまな課題に対し、DeNAはAIやビッグデータによる「働き方改革タクシー」というソリューションで解決することを提案する。
出展ブースでは、次世代タクシー配車アプリ「MOV」を中心に、交通事故削減支援サービス「DRIVE CHART」、AIを活用する「お客さま探索ナビ」、タクシー乗務員の新しい働きかたの提案など、タクシービジネス全般に関するプラットフォーマーとしてAIやビッグデータを活用したさまざまなソリューションを紹介する。
「Zero Emission Cycle Vision」
働き方改革タクシーを持続可能にするためにも、タクシーをEV化し、使用済みのバッテリーを路面発電システム(※)や独立電源街路灯(※)などに使用することで「コストゼロ充電システム」や「ゼロ・エミッション道路」を生み出し、社会の電動化を加速させる「Zero Emission Cycle Vision」という構想をあわせて紹介する。
※MIRAI-LABO株式会社の製品を展示。
DeNAは「インターネット×AI」によって、バーチャルなインターネットサービスのみならず、リアルなモビリティーやエネルギーという分野でも最適に運用を行い、社会の電動化を基盤とした新たなまちづくり、新たな生活価値の創造に挑戦していく。