LINE NEXT、グローバルNFTプラットフォーム「DOSI」のベータ版を提供開始

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2022/09/21 18:00

 グローバルNFTプラットフォーム事業の運営を行うLINE NEXT Inc.は、日本を除く世界180ヵ国において9ヵ国語に対応したLINEのグローバルNFTプラットフォーム「DOSI(ドシ)」のベータ版提供を開始した。なお、日本における「DOSI」の提供開始時期は決まり次第発表されるとのこと。

グローバルNFTプラットフォーム「DOSI」概要

 「DOSI」は、LINE NEXTが展開するグローバルNFTプラットフォーム。韓国語の“都市”が語源であり、全世界の企業やクリエイター、ファンダム(ファンの集団)が仮想空間における経済圏を新たな“都市”のように作り上げていくという意味を持っている。

 「DOSI」は、おもに次の4つのサービスで構成されている。

誰でも容易に会員登録から決済まで可能な「DOSI」の専用ウォレット「DOSI Wallet」

 LINE NEXTでは、NFTを広く普及していくために、ユーザーにとって直感的でわかりやすいUI/UX・サービスを通じた価値の提供に尽力している。

 「DOSI」の利用には、「DOSI Wallet」からLINEやFacebook、Googleなど自身のSNSアカウントを連携することで容易に会員登録およびログインが可能(韓国ユーザーは、Naverのアカウントも利用可能)。また「DOSI Wallet」では、クレジットカードやNAVER Payなどのキャッシュレス決済の利用が可能である上、ガス代(ネットワーク利用料)も発生しないため、容易かつ気軽にNFTの購入ができる。今後は、決済手段として暗号資産も導入予定となっている。

企業やコンテンツホルダーによるさまざまなNFTプロジェクトの販売やコミュニティーの構築、会員制プログラムの展開が可能な「DOSI Store」

 「DOSI Store」では、企業やコンテンツホルダーがLINE NEXTによるNFTの制作・マーケティング面でのサポートにより、各コンテンツの魅力が詰まったNFTを容易に販売できるだけでなく、独自のコミュニティーの構築および会員制プログラムの展開が可能。

さまざまな特典を提供する会員制プログラム「DOSI Citizen(ドシ・シチズン)」

 「DOSI Citizen」は、「DOSI」のエコシステムへの貢献レベルにあわせて、ユーザーに多様な特典を提供する会員制プログラム。同プログラムでは、「DOSI」ユーザーを“DOSIの市民”(DOSI Citizen)とし、「DOSI」においてプロフィール画像として設定可能なPFP(Profile Picture)NFTの付与やNFT取引・友達招待など、「DOSI」のエコシステムへの貢献レベルにあわせて、さまざまな特典を用意している。

「DOSI Store」などにおいて各プロジェクトのNFTを順次販売開始

 「DOSI」初のNFTとして、グローバル規模で高い人気を誇るwebtoon作品「地獄が呼んでいる」の世界観を詰め込んだNFTコレクションを販売。全4,444個のNFTコレクションを全3回に分けて販売予定となっている。ユーザーは、NFTによってそれぞれデザインが異なるユニークなNFTをランダムで購入することができる。