Psychic VR Lab、「渋谷スクランブルレイヤー」正式オープン XR空間をNFTで売買可能に

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2022/10/16 15:00

 リアルメタバースプラットフォーム「STYLY」を提供するPsychic VR Labは、STYLYを活用して世界中の都市空間をXRで拡張する「リアルメタバースプロジェクト」の一環として、空間をNFTで売買可能にするプロジェクト「METADIMENSIONS」を発足。9社のパートナーたちとともに、日本カルチャーの発信地である渋谷のランドマーク「渋谷スクランブル交差点」をXR化した「渋谷スクランブルレイヤー」を正式オープンした。

 第1弾はNFTブランド「BŌSŌ TOKYO」とグローバルで著名なWeb3企業「MADWORLD HONG KONG LIMITED」を初めとしたさまざまな企業/アーティストとともに、10月15日(土)~11月13日(日)(※10月31日のみ不開催)の期間限定で、渋谷スクランブル交差点を舞台にスマートフォンでAR体験ができ、NFTを購入可能なイベントを開催する。

渋谷スクランブルレイヤー 概要

 渋谷スクランブルレイヤーは、日本カルチャーの発信地 渋谷のランドマークである「渋谷スクランブル交差点」の上に重なるリアルとバーチャルが融合したメタバース。スマートフォンとSTYLYアプリを介してアクセスすることができる。

 複数のレイヤーで構成されており、NFTブランドやアーティストとコラボレーションしたレイヤーもあれば、IPとコラボレーションしたエンターテインメントレイヤーなど複数存在させることが可能。ユーザーはフィジカルな渋谷スクランブル交差点に訪れたら、好みのレイヤーに切り替え、いつもとは違った渋谷を楽しむことができる。

渋谷PARCOにて「XR NFT ART EXHIBITION AT SHIBUYA PARCO」も開催

 10月15日(土)~ 10月 17日(月)の3日間、渋谷PARCOにて日本人アーティストによるXR NFTアート展も開催。渋谷PARCO 1F「ナカシブ通り」にはブースも設置予定となっている。

都市空間をXR化するSTYLYの新機能も公開

 同プロジェクト公開と合わせて、誰もが都市空間をXRで彩ることが可能になる新機能が追加された。Google社が提供するARCore Geospatial APIや、Niantic社が提供するLightship ARDK(セグメンテーション機能)、Immersal(Immersalの正式リリースは後日を予定)という3つのVPSに対応し、屋内・屋外の空間をXR化できるようになった。

 まずは日本6都市(東京・大阪・名古屋・札幌・福岡・京都)向けにXRコンテンツ制作・配信が可能になる都市テンプレートを公開した。