Money Forward X、UIデザイン開発を大和証券のCRMシステムで実施

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2022/10/20 14:00

 マネーフォワードは、大和証券の顧客管理システムにおけるUIデザイン開発を実施したことを発表。

 今回のUIデザイン開発は、FintechサービスのUI/UXデザインから開発を一気通貫で支援する同社の専門チーム「Fintech Service Design Center by Money Forward X」が手掛けた。UIデザインの変更により、証券営業担当者は顧客の資産状況を瞬時に把握することができるため、大和証券の掲げるベストプロダクトポリシーに沿った顧客への提案品質の向上、いままで参照・集約するためにかかっていた時間の大幅な短縮や、業務プロセスにおける正確性の向上に貢献する。

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、企業の経営状況は大きく変化し、ITの活用で業務フローを見直し、DXを進める企業が増えている。証券会社を始めとした大手金融機関においても、経営効率を改善しながら顧客のニーズに沿ったサービスを提供し続けるために、デジタル化推進やDXは欠かせない取り組みとなっている。

 大和証券では、従来より、営業担当者が参照する顧客の資産状況に関して情報の参照に時間がかかったり、集約しづらいという状況に課題を抱えており、API連携の際にも実績のある同社のUI/UXデザインチーム「Fintech Service Design Center by Money Forward X」が、Fintechサービスに特化したノウハウを活かし、同社の顧客管理システムの活用プロセス改善に向けた各画面デザイン設計や一気通貫でのUIデザイン開発を実施することとなった。

 今後も同社は、個人向けの家計簿アプリの提供などによって培ったノウハウを活かし、同社の顧客のニーズに沿ったサービス提供のために継続的に支援を行う予定。

大和証券の顧客管理システムUIデザイン

 大和証券の証券営業担当者が顧客の資産状況を瞬時に把握し、最善の商品・サービスを提案・提供できることを目指し、誰もが見やすく、使いやすいUIデザインを意識した。「資産状況ポートフォリオ」「資産種別ごとの資産額表示」「評価損益の状況と推移」など、家計簿アプリの提供で培ったノウハウを活かし、大和証券の顧客が保有する資産の状況を網羅的かつ視認性高く表示するデザインとなっている。

「Fintech Service Design Center by Money Forward X」のUIデザインアプローチ

 同社独自のデザインアプローチは、丁寧なヒアリングから、現場が使いやすく付加価値の高いデザインをスピーディに導き出すことができる。

「Fintech Service Design Center by Money Forward X」より提供可能なサービス

  • 無償実施のワークショップでの要件整理
  • ビジネスモデル検討や、サービス戦略の立案支援
  • 新しい事業・サービスのコンセプト立案と検証
  • ユーザーリサーチによるユーザーニーズやインサイトの抽出
  • プロトタイプによる機能コンセプトやUIの検証
  • スマートフォンアプリケーションやウェブサイトのUIデザイン
  • パートナーの既存プロダクトのUI/UXデザイン改善支援
  • ウェブサービスやスマートフォンアプリケーションの開発支援
  • デザイン人材育成支援