企業のメタバース進出を支援するMetaLabは、メタバース領域での取り組みを強化したい企業を対象に、イベントや教育、ファンコミュニティなど、さまざまな用途に応じた独自メタバースプラットフォーム構築のための機能を備えた「Brave Engine(ブレイブエンジン)」正式版の提供を開始した。
MetaLabでは、企業がメタバース進出するうえで必要なシステムやリソースを、Brave groupが今までに培ってきた経験、ノウハウや実績をもとに、ソリューションとして提供してきた。企画から開発、運営までワンストップで企業のメタバース進出を支援しており、2022年9月から、メタバース進出する企業のニーズをより理解するため、「Brave Engine(β版)」によるデモワールドを提供し、企業のニーズを理解するためのヒアリングなどを推進してきた。
今回、β版に加え新たな機能として、アバター、プライベートルームのカスタマイズやデジタルアイテムの所持などの新機能を実装し、独自のメタバースプラットフォーム構築に必要な標準機能と、ユースケースごとに便利な専門機能を搭載した「Brave Engine」正式版を提供開始。必要な機能を高品質な状態で実装しているため、導入企業は、より多くのリソースを価値創出や集客のための企画・開発に充てることが可能となり、企画や開発におけるコスト削減を実現する。
β版の提供時、スマートフォンで操作ができる点や、ほかのユーザーとフレンドになれる機能、グラフィックについて高く支持されたほか、多様なフィードバックが寄せられた。それらを参考に今回正式版へとアップデートしたが、今後も「Brave Engine」は、ブロックチェーンやNFT、そのほかさまざまなユースケースに対応した機能の実装を推進し、順次アップデートしていく予定。
「Brave Engine」の特徴
サービス運営者の独自環境で構築可能
サービス運営者は、独自ドメインでの構築、独自アカウントでのログインが可能で、ユーザーアカウントやサービスの各種設定を管理することができる。
デザインや機能がフルカスタマイズ可能
デザインや機能はご希望に応じてカスタマイズできるので、独自のメタバースプラットフォームが構築可能。
標準で搭載されているアバターや機能群が利用可能
アバターやバーチャル空間の移動、チャット、アカウント登録、ログインなどを標準搭載している。
ユーザーはPCやスマホのブラウザから容易にアクセス可能
ウェブサイトやSNSの投稿に貼られたURLをクリックするだけで、ユーザーは容易にメタバースプラットフォームにアクセスできる。
ユーザーはアバターやプライベートルームのカスタマイズ可能
ユーザーは、自身のアバターやプライベートルームを自由にカスタマイズすることが可能。(髪型やファッション、家具の入れ替えや収集など)
ユーザーはデジタルアイテムの入手・利用が可能
ユーザーはファッションアイテムやチケットなどを入手して利用することができます。サービス運営者は、デジタルアイテムを配布・販売、デジタルアイテムを持っているユーザーだけが特定の空間へ入場できるなど、ブランディングやユーザーアクションを促す施策としても活用できる。
「Brave Engine」に新たに追加された機能(β版からのアップデート)
- アバターおよびプライベートルームカスタマイズ機能
- アバターのエモートアクション機能
- ダッシュボードからほかのスペースへ移動を容易にするマップ機能
- ほかのユーザーとフレンドになれる機能
- ほかのユーザーとのボイスチャット機能
- デジタルアイテム配布、所持、利用における機能