フリュー・NTTコム・NTTコノキュー、3Dアバターを作成できるプリントシール機を共同開発

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2023/02/26 12:00

 フリュー、NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)、NTT QONOQ(以下、コノキュー)の3社は、3Dアバターを生成できる次世代プリントシール機(以下、プリ機)を共同で開発した。

 これに合わせ、2023年3月10日(金)から3月12日(日)まで阪急西宮ガーデンズにて、同プリ機を活用した体験イベントを開催。同イベントは、これまでフリューとNTTドコモ(現NTT Com)が共同で取り組んできた5Gプリイベント第3弾となる。イベント当日は、同プリ機で撮影した画像でアバター作成ができるほか、作成したアバターを会場内の大型モニターに投影し、卒業シーズンの思い出づくりを応援する。

 プリントシール機は、1995年に初めて登場して以降、時代の変化に合わせさまざまな機能を搭載し、多くの人に利用されてきた。フリューは、2003年に通信機能付きのプリントシール機を提供し、2020年よりNTTドコモと連携し、5G通信やAI画像認識など、最新技術を活用したプリントシール機の開発を行ってきた。また、イベントを通してユーザーに体験してもらうことで新たな発見を提供している。

 同取り組みでは、通信機能付きプリントシール機デビュー20周年を記念して、次世代プリントシール機開発に挑戦しており、ドコモグループで「ドコモビジネス」ブランドのもと法人事業を担うNTT Comやコノキューと連携し、同プリ機を開発した。

 同プリ機には、5GやXRなどの技術・サービスの発展にともない、今後SNSもメタバースへ移行していくことを見据え、アバター生成機能を搭載。Z世代に人気が高く日常的に楽しむことができるプリントシール機で、より身近な“メタバース体験”を提供する。また、思い出の瞬間を「リアル」なシールとして残すだけでなく、作成したアバターを使って「バーチャル」なメタバース空間で交流するといった新たな楽しみかたを提案する。

 今回開催する体験イベントでのユーザーの声や利用状況をもとに、同プリ機で作成したアバターの活用領域や利用シーンを検討し、リアルとバーチャルが融合したより豊かな顧客体験の創造を目指す。