ワン・パブリッシング、配信イベントから動画を切り出しSNS用に納品する「LIVE CREATE」開始

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2023/03/07 20:00

 ワン・パブリッシングは、動画の配信をベースにしながら、そこで撮影した動画を、SNSや各種広告に転じやすいフォーマットをいくつも用意して素早く納品する「LIVE CREATE」をローンチした。なかなか動画コンテンツを自社で制作できない企業の動画メディア化を支援する新しい動画サービスで、配信からスピーディーに動画を納品できるのが大きな特徴。一度の配信イベントをマルチユースで活用できるコストパフォーマンスも売りのひとつ。

 コロナ禍を経て、企業にとって「動画配信イベント」は非常に身近になった。リアルイベントが開催できるようになった今も、遠隔地向けとして力を発揮する動画配信は、今後も継続される見込み。

 今回の「LIVE CREATE」は、動画配信のプロデュース・運営から、SNS用動画への編集・納品を一気通貫で実現するサービス。

サービス開発の背景

2020年のコロナ禍以降、BtoB企業では、ウェビナーなどのインナー向け動画コンテンツを活用する機会が増加。一方BtoCビジネスでは、ライブ配信サービスやレシピを動画で紹介するサービスなど、消費者向けの動画配信サービスやコンテンツが加速度的に増加した。同時に消費者の購買行動も変化しつつあり、SNSやYoutube動画の検索で商品やサービスについて調べ、購買するという行動が一般化した。

これらの流れを受け、ワン・パブリッシングは「動画配信」+「SNS動画」の流れに着目。この配信と制作を一気に構築することで、企業はコンテンツ制作の手間を最小限に抑えながら、複数の動画ソリューションを手に入れられるようになる。同社は、「動画配信」というプッシュ型の施策を一度限りで終わりにせず、SNSコンテンツ(プル型)に転用することで、アプローチできる消費者の幅が飛躍的に広がるとの考え。

「LIVE CREATE」の概要

「LIVE CREATE」は、ニーズが増加し続ける「動画配信サービス」と「SNS動画制作」を合体させたソリューション。今後増加していくであろうBtoB/BtoC向けの動画配信コンテンツ・イベントを提供すると同時に、SNS利用/広告に転じやすい動画フォーマットをいくつも用意しておき、企業の動画メディア化/動画プロモーションを後押しするもの。「配信」と「制作」をひとつのパッケージとして考えることで、コスト面/スピード面で他社では実現できない圧倒的なパフォーマンスを実現。動画は「配信」「15秒版」「60秒版」「本編」など、多彩なフォーマットを用意し、あらゆるニーズに対応している。

 同ソリューションの特徴は、次のとおり。

編集者とプロの映像スタッフの参画で、配信イベントがよりクリエイティブに

同サービスは、「動画配信」の企画・プロデュースはワン・パブリッシングが担当。「映像配信・制作」は動画クリエイティブカンパニーの4TH CLUEが担当する。配信では、最近増えつつあるオンラインとリアルイベントのハイブリッド型に対応するセッティングも可能。SNS動画にも最適に使用できる最新カメラ機材を導入し、イベントをさまざまな角度から捉えることにより、視聴者の離脱を避け高品質な演出をしつつ、企画から配信までノンストップで対応する。

SNS動画を業界最高レベルのスピードで納品

「LIVE CREATE」では「動画配信」だけでなく「SNS動画」を想定して動画のベースを作成。用途によって縦型、スクエア、などサイズもリサイズしSNSの特性を活かした強みのある動画を提供する。また、そのスピード感も特徴で、配信後最短で5時間後にデータ納品が可能。告知用やPRなどに使用が可能なように同社クリエイター陣が提供する。

大幅なコストダウンを実現

多数のアーカイブ用のテンプレートを活用することでクリエイティブを簡素化。過剰にクオリティを深追いせず、SNSやSNS広告で見られるトンマナでの動画制作を実現。テンプレート化でコストを削減し、コンテンツの継続制作を実現しやすい土壌をつくる。