Voicy、収益化プログラムに新機能「有料放送」を追加 ひとつの放送ごとの単体販売が可能に

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2023/03/17 08:00

 株式会社Voicyは、開発・運営する音声プラットフォームVoicyにて、収益化プログラムに新たな機能「有料放送」を追加、提供を開始した。収益化機能の拡充を通じて、発信者にとって持続可能な発信環境となるプラットフォームを目指す。

 近年では、クリエイターエコノミーが注目され、クリエイターによる経済活動に期待が集まっている。クリエイターエコノミー協会が発表した調査では、国内クリエイターエコノミーの市場規模は1兆3,574億円で、世界の推計規模の約1割に相当。潜在クリエイター数は2,200万人にのぼると推計され、市場規模は2034年に10兆円超に拡大が見込まれることからも、非常に期待された市場であることがうかがえる。(出典元:「日本初!国内クリエイターエコノミー調査結果を発表」)

 同社では、今回提供を開始した「有料放送」を含むVoicyの収益化プログラムが発信のモチベーションや対価として、パーソナリティの発信継続につながるものにしたいとの考え。同社は、これからもパーソナリティファーストで、発信者にとって持続可能な発信環境を整えていく。

収益化プログラム、4種類のメニューに

 Voicyの収益化プログラムには、大まかに4つのメニューがある。「差し入れ」、「プレミアムリスナー」、「スポンサー・タイアップ」、そして今回提供を開始する「有料放送」となっている。

有料放送とは

 「有料放送」は、放送をひとつずつ単体で販売できる機能で、すべてのパーソナリティが利用することが可能。価格は100円から30,000円まで放送ごとに設定できるため、放送の頻度や継続更新を気にせず収益化に取り組むことができる。なお、設定金額はウェブ販売価格となり、アプリ販売価格はウェブ販売価格に準じて自動設定されるため、それぞれ販売価格が異なる。