博報堂、NFTがオマケのweb3消費者キャンペーン開発 カルビーと「NFTチップスキャンペーン」共同実施

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2023/04/14 12:00

 博報堂の広告事業を超えた新規事業開発を目指すミライの事業室は、カルビー、CryptoGames、DataGateway Pte. Ltd.とともに、購買回数と紐づいて段階的に成長していく変化を楽しむことができるNFTをおまけとし、博報堂とDataGatewayが開発したオリジナルデータウォレット「wappa」を活用したカルビーポテトチップス「NFTチップスキャンペーン」を実施する。

 博報堂は2022年7月にカルビー、CryptoGamesとともに、農業体験ゲーム「Astar Farm」上で実施するNFTゲーム施策を第1弾として実施。また2022年12月には日本発のパブリックブロックチェーンAstar Networkを開発するStartale Labs Pte LtdのCEO渡辺創太氏とともに、web3ハッカソンを企画運営する「博報堂キースリー」を設立し、web3領域の取り組みを強化している。

 カルビーと共同実施するNFT施策第2弾「NFTチップスキャンペーン」は、対象商品を購入する度に、おまけとしてついてくる「ポテトNFT」が、水やりなどをしながらレベルアップし、成長していく変化を楽しむことができる。

 また、今回の施策では、NFTの所有・管理に必要なウォレットとして、博報堂とDataGatewayが共同開発したデータウォレット「wappa」を導入。wappaで取得・保有したデータは、個人が許可したデータのみ、匿名性をもって企業に提供される。今後、wappaはNFTに限らず、さまざまなデータや各種証明書を安全に管理できるサービスを目指していく。

 博報堂は、「生活者発想」と「クリエイティビティ」を活かし、多様なパートナー企業と共にweb3での体験を創造し、より多くの生活者がweb3に参加できる世界の構築を目指していく。