約8割の企業が「SNS運用を継続的に活用」と回答、Instagramへの注力が7割超え/Hinome調査

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2023/04/21 07:00

 AI活用完全無料型Instagram分析ツール「HINOME」を提供する株式会社Hinomeは、SNS担当者・代理店350社を対象に、新年度(2023年4月以降)でのSNS利用実態調査を実施した。

SNS運用の現状

 「Q1.2023年4月以降にSNS活用に力を入れていく予定はあるか?」と質問したところ、「力を入れていく予定」が85.2%、「いいえ」が13.1%という回答に。

 次に「Q2.その中でも特に注力するSNS媒体はどれか?(複数回答)」との問いには、「Instagramを積極的に注力していく」が72.1%、「Twitterを積極的に注力していく」が27.8%、「TikTokを積極的に注力していく」が6.5%、「LINEを積極的に注力していく」が18.0%、「Facebookを積極的に注力していく」が9.8%、「Youtubeを積極的に注力していく」が14.7%と続いた。

専属のSNS担当がいるのは34.4%、多くが兼任している

 「Q3.今、SNS運用の担当者はいるか?」と質問したところ、「専属の担当者がいる」が34.4%、「兼任してもらっている」が42.6%という回答になった。

 次に「Q4.現在、SNSを運用するのに課題と感じていることはあるか?」との問いには、「フォロワーが増加しない」が50.8%、「リソースが不足している」が32.8%、「売上が増加しない」が29.5%という結果となった。

フォロワー増加のために施策を検討している企業は47.5%

 「Q5.今後SNS運用にて活用したい、興味のある企画や施策はどれか?(複数回答)」と質問したところ、「フォロワー増加企画」が47.5%、「ショート動画」が41.0%、「SNS広告」が32.8%となった。

考察

 今回の調査で新年度を迎え新体制となった企業が多い中で、SNSへの注力は85.2%と比較的高いといえる状態が判明した。なかでも昨今のTikTokが勢いが大きいため、利用率・注目率が高いと考えていたが、企業の動きとしてはInstagramへの注力が継続して高い傾向となった。

 しかしながら、多くの企業が「フォロワーが増加しない」「売上につながらない」「リソースが不足していると」などの課題の声も浮き彫りになった。

 フォロワー増加のために施策を検討している企業は47.5%とある一方で、専属のSNS担当者がわずか34.4%とSNS運用を兼任で対応されている方が多いことが大きな要因と考えられる。

調査概要

  • 調査期間:2023年4月7日〜同年4月10日
  • 有効回答:自社でSNS運用を行う担当者335名
  • 調査方法:同社が提供する「HINOME」登録ユーザーに対してインターネット調査