UXコンサルティング、事業デザイン、UI/UX改善などを手がけるサービスデザイン会社のアジケは、金融・銀行向けデザインソリューションを新たに構築した。これにより、金融機関・銀行が抱えるDX(デジタルトランスフォーメーション)によるCX(カスタマーエクスペリエンス)向上においての問題や課題の解決を図る。
「金融・銀行向けデザインソリューション」構築の背景
昨今、デジタル庁の発足により、金融業界のデジタル化も急速に発展している。マイナンバーのデジタル化による急速な普及により、口座の開設だけではなく各種申請・手続きまでもデジタルで行うようになった。また、2023年6月、デジタル庁が公開した「デジタル社会の実現に向けた重点計画」においても「金融機関との連携」や「金融機関と調整の上、政省令及びシステム整備を進める」などの記載があり、行政の方針を受け、金融機関・銀行のデジタル化はさらに勢いを増してデジタル化を進めている。
この状況を鑑みて、アジケではUXデザインを中心に金融・銀行向けデザインソリューションを構築し、金融機関・銀行が抱えるさまざまな課題の解決を図る。
デザインソリューションの内容
金融機関・銀行がユーザー体験品質において抱える悩みはおもに次のとおり。
- 店頭接客タブレットの操作性が悪いため、顧客からの評判が悪い
- DXによる業務効率化を図りたいが、生産性が上がっていない
- 金融系パッケージシステムのデザインを改善したい
- 銀行店舗の顧客体験を再設計する必要があるが、パートナーがいない
- DX化に伴い、銀行員のリスキリングが急務だが、進められていない …など
このような課題を解決するため、同社の実績を活かし、課題に合ったデザインソリューションを都度構築し、提供する。