デザインの力でビジネスを前進させるデザインカンパニーのグッドパッチが運営するデザイナー特化型キャリア支援サービス「ReDesigner(リデザイナー)」は、新たにダイレクトリクルーティング機能を追加し、デザイナー向けの一部機能を先行公開した。今後さらに機能を拡充させることで、採用ニーズが高まっているデザイン人材の新たなキャリア機会創出を後押しする。
背景
グッドパッチは、企業とデザイナーのミスマッチをなくし、デザイナーが最大限パフォーマンスを発揮できる社会を実現することを目指し、2018年にデザイナー特化型キャリア支援サービス「ReDesigner(リデザイナー)」を開始した。
ReDesignerが2019年以来毎年実施している調査によると、2022年時点でデザインへの投資に効果を感じている企業は9割を超えており、デザインへの投資に積極的な企業は増加傾向にある。デザイナーの職種は細分化され、採用ニーズも高まる中、課題も多く存在している。
現在ReDesignerには、新たなキャリアを検討する多くのデザイナーより「自分の実績を示すポートフォリオを作る余裕がない」「スキルや志向にマッチした企業に出会うのが難しい」といった声が多く寄せられている一方、企業側には「デザイナーを採用したいが、個々のスキルや志向がわかりづらい」「そもそもデザイナー自体が転職市場で少ないため出会えない」という実情がある。
ReDesignerはデザイナー特化型キャリア支援サービスである強みを活かし、デザイン人材と企業双方のニーズを満たすプラットフォームとしてさらに進化するべく、今回、ダイレクトリクルーティング機能の開発に至った。
解決できる課題
ダイレクトリクルーティング機能により、新たなキャリアを積みたいデザイナーとデザイナーを採用したい企業とのミスマッチを減らすことができる。
デザイナーにとってのメリット
- スキルマップにより、自身のスキルを可視化、アピールできる
- ポートフォリオを簡単に作成できる
- 自身のスキルや志向にマッチしたスカウトを受けることができる
- 応募前に知りたい情報を集約した求人票で、企業の情報を閲覧できる
企業のメリット
- 多様な検索軸により、自社にマッチしているデザイナーを見つけやすい
- デザイナーが保有するスキルを一目で判断できる
- デザイナーに特化した項目を網羅した求人票で、自社に必要なデザイナー像を明確に提示できる
ReDesignerは、デザイナーの新たなキャリア機会をこれまで以上に創出し、デザインの力を生かす企業や社会を後押しする。
ダイレクトリクルーティング機能について
ReDesignerは、多数のデザイナーやデザイン人材を必要とする企業へのヒアリングやマッチングを通じて得た知見を生かし、次の機能を独自開発。デザイナー向けの一部機能を先行公開し、今冬にかけて企業向けの機能を順次拡充する。
提供機能
スキルを細かく表現できる「スキルマップ」
デザイナーに求められるさまざまなスキルについて、デザイナー自身の強みや志向を可視化できる「スキルマップ」を用意した。デザイナーはスキルマップで、「できること」「今後やりたいこと」を表現しておくことで、ポートフォリオを作成していなくても企業担当者に自身のスキルを知ってもらうことができる。企業よりスカウトを受け取り、デザイナー自身も興味を持ったあとに、ポートフォリオを作成し、選考に進むといった、デザイナーがより気軽に転職活動の第一歩を踏み出しやすい環境を生み出していく。
ポートフォリオ作成補助
デザイナーの転職では、まずポートフォリオの作成が必要といわれているが、新たなキャリアを検討する多くのデザイナーにとって、ポートフォリオ作成は多くの時間や労力がかかり、高いハードルとなっている。ポートフォリオ作成補助機能では、ガイドに沿って項目を入力していくことで、企業の担当者が知りたい情報が網羅されたポートフォリオを容易に作成することができる。
2023年12月以降提供開始予定の機能
- より詳細な求人情報の閲覧
- スカウトの受発信
- ダイレクトメッセージのやり取り