アマナイメージズと、イスラエルに本拠地を置く生成AIスタートアップ企業で「BRIA AI」を展開するBRIA Artificial Intelligence Ltd.(ブリア)、国内大手商社・住友商事、住友商事が出資するベンチャーキャピタルファンド・IN Venture(インベンチャー)の4社は、生成AIに関する基本合意書(Memorandum Of Understanding、MOU)を締結した。
ゲーム、アニメ、イラストや、デジタル広告、ストック素材、電子商取引など、日本のコンテンツ関連市場において、信頼性と責任のある画像生成AI事業の構築を共同検討していくこと目的としている。
MOUの経緯
住友商事とIN Ventureは、IN Ventureの出資先であるイスラエル企業・BRIA AIの世界での事業展開を支援している。BRIA AIの日本での展開を検討するにあたり、パートナー企業としてアマナイメージズを選定。日本のコンテンツ関連市場において、信頼性と責任のある画像生成AI事業を構築することに合意した。
協業のビジョン
ゲーム、アニメ、イラストや、デジタル広告、ストック素材、電子商取引など、日本のコンテンツ関連市場において、信頼性と責任のある画像生成AI事業の構築を共同検討していくこと目的としている。
イスラエル企業・BRIA AIについて
BRIA AIの創業者でCEOのDr. Yair Adato(ヤィール アダト博士)氏は、AI機械学習・人工知能の専門家で、テクノロジーとビジネスを橋渡しすることに情熱を捧げている。 Yair氏は、ベングリオン大学(イスラエルの国立大学)で人工知能・コンピューター技術の博士号を取得。Googleでのインターンシップをキャリアの皮切りに、小売店向けの人工知能ソリューション企業・Trax Retailで、チーフ・テクノロジー・オフィサーを務めた。
2020 年、企業のビジュアル生成を自動化するAI をサービスとして実現するため、BRIA AIを設立。同社では、商用利用可能な「BRIA AI」を開発し、同じ考えを持つクライアントと提携し、このテクノロジーの民主化を目指している。生成AIの著作権やコンプライアンスを守りながら、最先端のビジュアル・生成AIの学習モデル、ソースコード、API、開発ツールを提供し、開発者やAIチームの取り組みかたに革命をもたらしている。また、データ所有者、アーティスト、そして画像生成AIのユーザーにも利益が分配されるような持続可能なエコシステムの育成に尽力している。
企業は画像生成AIを活用することで、製品・サービスを強化することができる。それが業界の新しいベンチマークとなり、企業は責任ある持続可能な成長をもたらすと考えている。