メガソフトは、2019年より公開しているiOS用テキスト編集アプリ「LiquidLogic」に、ChatGPT機能を追加して公開した。
同アプリがChatGPTに対応することで、文書の変換・校正、情報収集、ソースコードの自動作成が可能となる。ChatGPT機能は、無料版では10回まで試用でき、有料版では毎日10回まで利用可能、さらに頻繁に利用したい人向けに100回単位で課金購入のプランも用意されている。
「LiquidLogic」は、いつでもどこでもテキスト情報を取得し、編集・管理・共有するための環境を提供する。
テキストエディター「LiquidLogic」について
「LiquidLogic」は、エディター、ファイラー、FTP、ブラウザの4つの基本機能を搭載した、iPhone・iPad(iOS)用テキストエディター。正規表現に対応した検索・置換・grep機能や複数ファイルの編集、各種プログラム言語や文字コードへの対応など、仕事で使える本格的なテキストエディターとして2019年05月にリリース、その後、クラウドストレージへの対応、SSHターミナル機能、Gitバージョン管理機能、ファイル比較(diff)機能などを次々と搭載してきた。
アプリは無料でダウンロードでき、アプリ内課金で有料版に切り替えることで一部の機能が利用可能となる。
「ChatGPT」を利用し新搭載した新機能は次のとおり。
チャット
OpenAIが開発した人工知能ChatGPTとの会話を楽しむことができる。ChatGPTからの回答は、テキストデータとして編集画面やクリップボードに取り込むことができる。
一問一答
ChatGPTと一問一答のやり取りができる機能。
変換
入力したテキストデータを指定した方法で変換する機能。変換の方法はデフォルトで次の12項目が登録されており、自身で入力することも可能となっている。
文章を校正/です・ます調に変換/箇条書きに変換/もっと短く要約/HTMLに変換/C言語に変換/日本語に変換/英文に変換/中国語に変換/韓国語に変換/すべて大文字に変換/半角のアラビア数字に変換
利用回数について
ChatGPT機能は送信/回答の1組で1回と数え、無料版、有料版とも利用回数に制限がある。
- LiquidLogic無料版ユーザー:お試しで10回のみ
- LiquidLogic有料版ユーザー:毎日10回まで利用可能
また、追加で100回分(200円)または 1000回分(1500円)をアプリ内課金で購入可能。