アドビ、クロスデバイス対応のビデオ編集アプリ「Premiere Rush」Android版提供へ

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2019/05/22 13:00

 Adobe(本社:アメリカ・カリフォルニア州、以下アドビ)は、クロスデバイス対応のオールインワンビデオ制作アプリ「Premiere Rush」のAndroid版の提供を開始した。 動画の取り込みから編集、そしてSNSに公開するまでのワークフローが、迅速に行える体験をAndroidユーザーに提供する。Google Play StoreおよびSamsung Galaxy App Storeからダウンロード可能。

 Premiere Rushは、アドビのPremiere ProやAuditionをはじめとするプロフェッショナル向けツールの機能を、Androidデバイスに最適化したうえで、シンプルなワークフローを実現。直感的なビデオ編集、簡単操作の色補正、AIを活用したオーディオ調整、豊富なテンプレートから選択可能なモーショングラフィックステンプレート、直接SNSへ共有可能といった機能すべてを、デスクトップとモバイル環境で使えるアプリケーションである。

 また、クラウド上にすべてのプロジェクトや編集履歴を保持し、自動的に同期を行うため、デバイスや場所を問わずにいつでも編集ができる。また、Androidデバイスとデスクトップコンピューターの両環境で一貫したユーザー体験を提供するため、プロジェクトの開始から公開共有までの作業を、途中でデバイスを切り替えながら進めることも可能。

 今回のAndroid版提供開始に加え、Premiere Rushで使えるモーショングラフィックステンプレートも充実。数百点のテンプレートがAdobe Stockに追加されている。さらに今回は日本向けのモーショングラフィックステンプレートも用意。「縦書き」や「集中線」など日本でも幅広く使っていただけるテンプレートを複数追加している。