ヤンマーホールディングスは、ヤンマーグループの企業マスコットキャラクター「ヤン坊マー坊」の新デザインの一般投票をグローバルで行い、76,568票の投票を得た。その結果、9代目となる新ヤン坊マー坊のデザインを、3案のなかで得票数をもっとも多く集めたデザインに決定したことを発表した。
同社は、人の可能性を信じる、人の挑戦を後押しする価値観のもと、世の中の声に耳を傾け、ともに“A SUSTAINABLE FUTURE”を創り出すことをパーパスに掲げている。かつてディーゼルエンジン普及の原動力に、技術に対する創業者の感動があったように、ヤンマーは、未来を動かすテクノロジーや人の力でイノベーションを生み出し、社会の発展に貢献することで新しい豊かさの実現を目指している。
今回ヤン坊マー坊は、未来の可能性に一緒にチャレンジするキャラクターを目指し、一般投票という形でデザインをリニューアルした。長年にわたり、テレビを通じてワクワクする姿を届けてきたヤン坊マー坊の原動力は、好奇心・探究心。このヤン坊マー坊とともに同社は、幅広い層や国・地域において「心を動かし、未来を動かす」ことで、より良い未来に向けた可能性のバトンをつなげていく。
同社が18歳から59歳を対象に実施した未来に関する意識調査では、50%以上が自身や社会の未来に「不安を抱えている」と回答した。一方で、このような状況の中でも未来を担う18歳から24歳の次世代層は、約60%が「やりたいことを見つけたい」と感じていることがわかった。さらに次世代層の約70%がやりたいことを見つけるために体験機会が必要と考えていることも明らかになった。
「やりたいことを見つけたい」という想いや悩み、葛藤という次世代の秘めたエネルギーもまた、未来を動かす大きな力。そして、1人ひとりが未来を創る存在であると強く思うこと、それが新しい豊かさ、すなわち“A SUSTAINABLE FUTURE”の実現の第一歩だとの考え。今後同社は、次世代の気持ちに寄り添い、さまざまな体験機会を提供することにより、心動かす瞬間をサポートしていく。